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ダース、キム・キョンジュンから136億 譲受…清渓(チョンゲ)財団などに初配当

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/527754.html

原文入力:2012/04/11 07:15(1281字)

 李明博大統領が実際の主人ではないかという論難があった(株)ダースが、昨年2月キム・キョンジュン(45・収監中)前BBK投資諮問代表所有のスイス銀行口座から譲り受けた金銭は総額136億8000万ウォン余りであることが確認された。 ダースはまた、会社が創立された1987年以来、昨年初めて配当を実施し李明博大統領が作った財団法人清渓が1億ウォンを越える配当を受け取った。

 <ハンギョレ>が10日に入手したダースの2011年財務諸表監査報告書を見れば、ダースはキム・キョンジュン氏から136億8036万ウォンを回収し‘長期投資証券損傷差損還入’という科目で昨年‘営業外収益’を計上した。 ダースは2000年BBK投資諮問に総額190億ウォンを投資し、この内50億ウォンだけを返還された。 その結果、ダースは140億ウォンの返還がなされなかったとしキム・キョンジュン氏を米国、ロサンゼルス連邦裁判所に告訴した。 しかしダースはキム・キョンジュン氏を相手に訴訟を起こした2003年に未返還金140億ウォンを会計上で全額損金処理した。 結果的にダースは帳簿上は損失として処理した140億ウォン中の136億ウォンを純収益として返還を受けた形だ。

 また、ダース監査報告書を見ればダースは昨年、総額26億2240万ウォンを配当した。 ダースの発行株式総数が29万8000株であり株当り8800ウォンを配当したわけだ。 ダースは一年間の当期純利益が150億~200億ウォンに達する。 持分43.99%(13万1100株)で最大株主であった李明博大統領の義理兄弟キム・ジェソン氏は生前に配当を受けられないまま銀行から金を借りることが多く、ダースの実所有主ではないようだという話が継続的に言われてきた。

 ダースの監査報告書に出てきた株主名簿を見れば2011年現在、李明博大統領の長兄イ・サンウン会長が46.85%(13万9600株),故キム・ジェソン氏の夫人クォン・ヨンミ氏が24.26%(7万2300株),企画財政部が19.73%(5万8800株),キム・チャンデ氏が4.16%(1万2400株),そして李明博大統領が作った財団法人清渓(チョンゲ)が5%(1万4900株)を持っている。 クォン・ヨンミ氏は2010年に夫キム・ジェソン氏が死亡した後に持分43.99%(13万1100株)を譲り受けたが、相続税を現物のダース持分で国税庁に納め、企画財政部が19.73%を所有することになった。 ダースの今回の配当額を確認すれば李明博大統領が作った財団法人清渓は1億3112万ウォンを、クォン・ヨンミ氏は6億3624万ウォンが配当されたと計算される。

イ・テヒ記者 hermes@hani.co.kr

原文: 訳J.S