原文入力:2012/04/08 19:01(1079字)
←7日、仁川(インチョン)、富平区(プピョング)、葛山洞(カルサンドン)Dアパート出入口に‘仁川側の記事を読んでほしい’という案内文と共に<朝鮮日報>当日付け新聞が山積みされている。警察は富平区に出馬したセヌリ党候補が<朝鮮日報>記者出身である点を考慮して、新聞を無料配布した朝鮮日報北富平支局長を呼び公職選挙法違反の疑いを調査した。 写真:民主統合党ホン・ヨンピョ候補選挙対策委員会提供
朝鮮日報出身の与党候補がいる仁川、富平乙などで申告受付
4・11総選挙4日前の7日、仁川富平区のアパート玄関に<朝鮮日報>を積み上げ無料で持っていくようにした朝鮮日報社販売支局長が警察の調査を受けている。 仁川、三山警察署は朝鮮日報北富平支社長コ・某(46・女)氏を呼んで公職選挙法違反の疑いで調査したと8日明らかにした。
警察はコ氏から葛山洞D・Bアパート出入口に<朝鮮日報>300部を置き、住民たちに持っていくようにし‘仁川側の記事を読んでみてほしい’という文を書いて貼ったという陳述を受け取り、このような行為が公職選挙法に違反するかを選挙管理委員会に質問した。 この新聞の7日付は1・6面に仁川関連記事を、4面に‘総選挙現場を行く-仁川、富平乙’記事を載せた。 4面に紹介されたセヌリ党キム・ヨングァン候補は<朝鮮日報>記者、<月刊朝鮮>編集長を務めた人物だ。
民主統合党ホン・ヨンピョ候補の選挙対策委員会関係者は「富平乙選挙区はホン候補が大きく優勢で激戦地でもないのに、6日朝鮮日報記者が突然取材しにきて‘編集局長の指示で来た’と話し、キム候補がホン候補の祖父の行跡を誹謗している内容が7日付新聞で報道された」として<朝鮮日報>出身のキム候補を応援するための無差別新聞散布疑惑を提起した。 キム候補側は‘全く与り知らないこと’と明らかにした。
また、1面には‘卑劣発言波紋に包まれた民主統合党キム・ヨンミン候補’の記事・写真も載せられたこの日付<朝鮮日報>が富平区以外にも桂陽区(ケヤング)、西区、チョンナ国際都市、プロ野球開幕戦が行われた文鶴野球競技場でも大量に無料配布されたという申告が受け付けられ、選管委が調査を始めた。
仁川/キム・ヨンファン記者 ywkim@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/527279.html 訳J.S