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6分間 性暴行被害女性の悲鳴を聞いていただけ…警察が嘘 ネチズン‘公憤’

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/527211.html

原文入力:2012/04/07 20:36(1245字)

警察、水原(スウォン)殺人事件 のろま対応 隠蔽

"[必読] 本当に急な時は "性暴行" と申告せずに "ろうそく集会主導者" がここにいると申告して下さい。 3分以内に駆け付けます。 悲しいけれど私たちが生きる現実です。 必ず投票して下さい!"  "水原女性殺人事件。これは何だ、警察が何のためにあるのか?? 112申告電話は何と7分36秒間も繋がっていたし、警察がとんでもない質問までして概略捜索している間に女は鈍器で殴られ首を絞められ殺害された後、死体まで毀損されていた。 憤りが爆発する。"

 去る1日、京畿(キョンギ)水原市の住宅街で起きた20代女性性暴行・切断殺害事件と関連して警察が112申告で女性と対話をした時刻から1分20秒後にも6分16秒にわたり殺害女性の悲鳴を聞いていたことが明らかになり、ネチズンの公憤を買っている。

 6日、京畿地方警察庁によれば、殺害女性との112申告連結時間は計7分36秒だったことが確認された。 申告して犯人に発覚した殺害女性が携帯電話を落としたが「助けて下さい」と叫ぶ悲鳴、テープをはがしたり破る時の音などが112申告センターにそっくり伝えられていた。 警察の助けを切なく待った被害女性は繋がっている携帯電話機を見て警察の位置追跡を期待したものと推定される。

 112申告応対をした警察官は被害女性が犯行場所を具体的に話したが、それを出動警察官に伝達できなかったことも明らかになった。 被害女性は当時 「OO遊び場前の家ですが。あの今性暴行されています、どの家なのかは分かりません。 OO小学校をちょっと過ぎてOO遊び場に行く道のあたり」と切迫した声で説明した。それでも112申告センターは出動した警察官に「OO小学校。性暴行にあっている。知らないおじさんが連れて行こうとしている。どこか分からない」という程度だけを伝えていたと伝えられた。

 結局3分余後に現場に到着した警察官は13時間にわたり小学校周辺の空地と廃家を捜索することに集中した。‘遊び場と小学校の間の家’と‘家の中’という糸口をのがしてとんでもないところでさ迷う間に女性は無念におぞましい方法で命を失った。

 ソ・チョンホ京畿地方警察庁長官は6日午後に記者会見を行い「警察の不十分な現場対応で国民の貴重な生命が犠牲になることを防げなかったことに対して被害者と遺族たちに謝罪する」と話した。 警察庁は現場指揮不手際などの責任を問い、水原中部警察署署長と刑事課長を待機発令し、監察要員12人を水原中部署に送り事件処理の経緯などを調査中だ。

デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr

原文: 訳J.S