原文入力:2012/04/02 08:53(1129字)
←朴槿恵(左)-ムン・ジェイン(右). 写真ハンギョレ カン・チャングァン、キム・ポンギュ記者
ムン・ジェイン、朴槿恵委員長が自身が査察されたという言論報道に言及するや対応
現政権と距離を置く作戦に出たことに対しても鋭く批判
朴槿恵セヌリ党中央選挙対策委員長が1日盧武鉉政府が自身を査察したという言論報道があったと言及するやムン・ジェイン民主統合党常任顧問が "とんでもない話" と正面対応して出た。
ムン顧問はこの日午後、慶南(キョンナム)、金海(キムヘ)で開いた緊急記者会見で、事実上朴委員長に対する査察事案として名指しされた文書を掲げて見せながら「これが査察とは全くとんでもない話で、(朴委員長が)襲われた時の時間帯別状況を整理した日誌に過ぎない」と話した。ムン顧問は「これを持って査察云々するならばとんでもない話」として「その方(朴槿恵)が参与政府で自身に対して不法査察をしたという主張はしなかったと思う」と話した。
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ムン顧問が提示した文書を見れば2006年5月地方選挙の時、朴槿恵当時ハンナラ党代表がオ・セフン ハンナラ党ソウル市長候補に対する応援遊説途中に襲われた事件に対する警察の事前対応および時間帯別動向、事後対応が詳しく記されている。 文書には「ハンナラ党が警察側に朴槿恵ハンナラ党代表の身辺保護を要請した事実がなく、朴槿恵代表がオ・セフン候補街頭遊説に参加するという事実把握ができず身辺保護措置はなかった」と記されている。
ムン顧問は会見で朴委員長が現政権と距離を置く作戦に出たことに対しても批判の刃を隠さなかった。 彼は 「MB政府時期、セヌリ党の最大株主は朴槿恵委員長」としながら「今になってMB政府と国家犯罪、国政破綻に対して共同責任があるセヌリ党が党名と党の看板を変えて責任がないように話すのは話にもならない」と指摘した。
これに先立って朴委員長はこの日午前、釜山遊説で「去る政権も現政権も関係なく私を査察したという言論報道が何度もあった。 事実でないことを願ったが、今回公開された文書の80%が去る政権で作られたとのことを見れば、どの政権かに関係なく不法査察をしていたということが明らかになった格好」と話した。
キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/526258.html 訳J.S