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湖南(ホナム)出身 警察幹部‘情報漏洩 憂慮’交替 挙論

原文入力:2012/03/31 06:49(2747字)

←民主統合党‘MBセヌリ審判国民委員会’委員長であるパク・ヨンソン(左から3人目)議員とイム・ジア ソウル 瑞草(ソチョ)乙候補(左から2人目)等が30日午前ソウル、瑞草区の中央地検前で記者会見を行い、無差別的な不法査察関連資料を掲げている。 ニューシス

[土曜版カバーストーリー] 全方向不法査察 報告書 要約(1)

総合日刊紙記者3人の録音収録
■記者に会って査察情報収集

 公職倫理支援官室は政府部署査察のために記者たちに会い動向を把握したりもしていたことが明らかになった。 教育科学技術部関係者たちに対する査察記録には、2008年10月‘長次官の職務力量情報収集’のために日刊紙記者3人に会ったという内容と録音収録が含まれている。 また、公職倫理点検官が<中央日報>B記者と交わした対話内容が含まれた音声ファイルも出てきた。

△<朝鮮日報> ○○○記者
 国政監査は立派に行ったという評価を受けているが、長官がVIPテニスクラブの会員で実力者という声に与党議員が強く助けてくれた。 教科書修正問題はVIP関心事項でもありそれなりに推進したし、与党議員がよく助けてくれた。 (科学教育技術部内に)官僚主義が広まっている。 統合後、どの席にはどちら側の人が行かなければならないといった椅子取りが盛んに行われている。 例えば公報側の席が出たら科学技術部に割り当てられたとして科学技術側の人で満たす。 事実は業務の90%が教育関連内容なのか全く分からない。

△<中央日報> ○○○記者
 教科部は言論に対する積極的な対応を出来ずにいる。 大型懸案が多い関係でいちいち対応できなくて、ちょっと臆している感じだ。 長官は現在は学習期間と見なければならない。 教育関連業務全般を総括してみた経験はないので現在学習中だ。

△<中央日報> ○○○記者
 (李明博政府が)科学技術部を冷遇している。 科学行政側の専門家が必要だ。 科学は平準化をしてはいけない。 科学技術界のコントロールタワーがない。 2次官は熱心にしているが本人が経営学徒出身であり専門家ではない。 仕事を出来ないとうのでなく次官が科学技術部長官の役割をしなければならないのに科学が分からない人が次官になった。 一言で言って非専門家だ。

カン・ヒラク警察庁長官動向報告
■昇進請託を禁止すれば大統領府と摩擦の可能性?

△2009.3.5.カン庁長は人事聴聞会を控えて不備点などを確認し対備中であり、側近に 「政界にコネを作って昇進請託する行為は組織を滅ぼすこと」という言動をしており、今後大統領府(BH)や政界などとの摩擦も排除できない。

△2009.2.16内定以後、警察庁治安正監級の高位幹部がカン庁長に忠誠の誓いをし、一部地方庁長は事前予告なしに仁川海洋警察庁を訪問して叱責を受けたりもした。

■前政権受恵者と前庁長の腹心を昇進させて

△2009.3.10から3月末まで続いた治安正監以下 警正までの警察幹部級人事でカン庁長は外部請託を最小化し公正な人事をするために努力したが、一部前政権受恵者が昇進して非適格者が栄転するなどの不協和音があった。

△前政権受恵者である○○○警務官(クォン・ヤンスク前令夫人と親せき)が昇進して警察庁保安局長に発令が出て、オ・チョンス前庁長の腹心で警察庁を思うままにした○○○警務官が要職であるソウル庁情報管理部長に発令された。

■警察大出身を重用して他の出身幹部に乖離感
△警察大出身ばかりを重用して幹部候補生や一般出身幹部が乖離感を感じている

△8月末、夏期休暇を利用した智異山(チリサン)山上ワークショップで‘必ず2年間の任期を充たす庁長になる’ ‘今回は警察大出身○○○を治安正監にさせるべきだが…’という軽率な発言で現職治安正監を刺激して内部不和を助長

■チョ・ヒョノ ソウル地方警察庁長官との葛藤
△2009年チョ・ヒョノ ソウル庁長が警察庁長官交替説である1+1(海警庁長1年、警察庁長官1年で2年任期を満たした)をまき散らしたといううわさがあって、年初人事で警察庁長官がチョ・ヒョノをアウト(追い出し)させようとしたという後日談。

△2009.10.2ソウル庁長がG20対備を名分にして国際犯罪捜査隊を創設したが事前協議を行わず、義務警察官の公金横領脱営事件も指揮報告欠落.

△2009.10.民政主導で‘外国人組織犯罪合同捜査本部’をスタートしたが、ソウル警察が重複する組織を創設したことにより事前報告しなかったとし、民政首席から警告性電話を受けソウル庁長に電話をかけて強く叱責.

△警察庁長官2年目には幹部が次期庁長候補を意識せざるをえないが、警察庁長官とソウル庁長の葛藤世論が広がると幹部が顔色を伺い業務推進にあい路がある

△警察庁長官とソウル庁長は互いに不信感が深くて短期間内に相互信頼を回復することは難しそうだという反応

湖南(ホナム)出身警察幹部動向報告
■湖南出身○○○室長 動向報告(警察庁)

経済・金融分野の情報を収集する○○○室長は99年警察庁発令当時、湖南政権の恩恵を受ける。 ○○○は情報要員が作成した高位幹部の不正または、不適切な動向に対して差し戻すケースが多いが、対象者が湖南人.

毎日湖南人士と会いながら相互間の共助が強固になり、湖南人士の影響力が全く減少しなかったのには室長の役割が大きいという世論.

室長は常に情報歪曲・漏洩疑惑を受けやすい席なので忠誠心が担保されていない湖南人士が室長として勤めれば報告書がいくら公正だったとしても死蔵されたり評価を下げられるなど良い評価を受けるのが難しい。

室長は忠誠心が担保されるべきであり、現在の室長は地域的偏向性を帯びて業務を推進し、私的情報活動が激しく部下職員から不信を受けており交替が望ましいという世論.

現在、情報2課1係長は1分室報告書を全て見て、これを基に上部機関に報告する忠誠心が担保され公正でなければならない主要職務であり、現在1係長が情報1分室長、情報4課長など湖南出身らと親しくて人事記録カードには出生地がソウルと出ているが両親の影響で湖南出身といううわさがあり、現在までに問題点や否定的世論はないが今後は1係長席も忠誠心が担保される人物に発令することが妥当だという内部世論.

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/526143.html 訳J.S