原文入力:2012/03/29 19:08(890字)
太ももに手をのせて頬にキスまで
女性記者 数回の抗議にも醜行続ける
該当検事 "酒に酔って覚えていない"
現職部長検事が出入り記者団との会食の席で酒に酔い、女性記者のからだをまさぐるなどの性醜行行為をして物議をかもしている。最高検察庁は該当部長検事を地方検察庁に人事措置をし、直ちに監察調査に着手した。
29日の会食参席者の話を総合すれば、ソウル南部地検刑事5部チェ・ジェホ(48)部長検事は去る28日夜10時頃、ソウル、陽川区(ヤンチョング)新亭(シンジョン)洞のあるビヤホールで、ある総合日刊紙のK記者など女性記者2人に性醜行行為をした。 午後7時から始まった1次会食で焼酎2本以上を飲み酔っぱらったチェ部長検事はK記者に「どこに住んでいるのか、ちょっと後で一緒に出よう」という話を数回繰り返し、太ももに自身の手をのせたり足を上げたりもした。K記者が席を避けるとすぐにまた別の女性記者であるN記者の手を握り頭を撫でた。 女性記者が「今過ちをされています」として数回警告したが、酒に酔ったチェ部長検事の醜行は1時間近く続いた。
耐え切れずK記者らは席を共にしていたシン・ユチョル ソウル南部地検検事補に正式に抗議した。 その時に初めて事態の深刻性を把握したシン検事補は抗議する記者たちに「二日だけ時間をくれ。立場を整理する」と話して直ちに会食の席を終えた。
チェ部長検事は29日午前、被害女性記者に電話をして謝罪をしたが 「酔っ払っていて自分が何をしたか覚えていない」と弁解したと分かった。
検察はこの日チェ部長検事を光州(クァンジュ)高等検察に発令状を出し監察調査に着手した。 検察は監察結果によりチェ部長検事を厳重問責する方針だと明らかにした。
チョン・ファンボン記者 bonge@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/525878.html 訳J.S