原文入力:2012/03/15 18:25(1182字)
済州(チェジュ)海軍基地工事が行われている西帰浦市(ソギポシ)江汀マウルを訪問しようとしていた米国平和在郷軍人会エリオット アダムス前会長ら2人が入国を拒否された。 アダムス前会長とタラク カウフなど米国平和在郷軍人会会員2人は14日午後3時50分、中国東方航空便で中国、上海から済州国際空港に到着したが、入国が拒否されこの日午後4時50分同じ飛行機で上海に戻った。
タラク カウプは<ハンギョレ>との電話通話で「出入国管理事務所側から何の理由説明もなしに入国を拒否された」として「江汀マウルで海軍基地反対運動をすると判断したためであるようだ」と話した。
彼は 「私たちの入国を拒否したということは韓国政府が済州海軍基地反対闘争と関連した国際的連帯を恐れているため」とし「今後、会員たちが駐米韓国大使観前で海軍基地反対運動を繰り広げるだろう」と話した。
済州出入国管理事務所関係者は「大韓民国の利益や公共の安全を害する恐れのある者は出入国管理法第11条により入国を禁ずることができる」と明らかにした。
これに対して江汀マウル会国際チームは「海軍基地反対運動の国際連帯を阻もうとする政府の幼稚な態度」と糾弾した。
これに先立ち法務部出入国管理事務所は14日午後遅く海軍基地業務妨害容疑を受けているフランス人活動家ベンジャミン モネ(32)に対して強制退去を決め、京畿道、華城(ファソン)の外国人保護所へ移送した。 過去にノーベル平和賞候補に上がった英国人エンジ ジェルター(61)に対しても近い将来調査を通じて強制退去の有無を決めることにした。
済州道議会環境都市委員会(委員長 キム・テソク議員)は15日午後2時、海軍基地環境影響評価協議内容を確認するため海軍済州基地事業団を訪ねたが海軍によって拒否された。道議員の海軍基地現場訪問が拒否されたことは去る13日の道議会行政自治委員会に続き2回目だ。海軍側が「国防部の‘政治的中立遵守’規定により政治家の部隊出入りを制限している。道議員も政治家なので出入りできない」と阻み立って、道議員は10分余りの口論の後、引き返した。
一方、江汀マウルには先月29日、政府の工事強行発表以後、住民と活動家を励ますための後援物品が続々と届いている。江汀マウル会は15日「米、キムチ、麵、おやつ類、衛生用品などの各種後援物品が毎日1t貨物トラック1台分ずつ届いている」と明らかにした。
済州/ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr
原文: 訳J.S