原文入力:2009-03-16午前07:35:41
本日結果発表…‘不適切だったが裁判介入ではない’
裁判所内部反発・再調査要求など‘後暴風’ 不可避
キム・ナムイル記者
シン・ヨンチョル最高裁判事の‘ロウソクのあかり裁判介入’疑惑を調査してきた最高裁真相調査団(団長キム・ヨンダム法院行政処長)が‘シン最高裁判事の行為が不適切だったものの裁判介入と見るのは難しい’という結論を16日発表すると発表された。また調査団内部でこういう結論に対して一部異見もあったが、内部議論を経てこのように意見を整理したと裁判所関係者は伝えた。真相調査団は電子メールを通じた裁判介入の他に、集中割当疑惑に対しても先月の最高裁自体調査結果をそのまま受け入れ‘問題がない’という側に整理したと伝えられた。
裁判所関係者は15日「‘シン最高裁判事が一部不適切な行為をしたものの、これを裁判干渉しようとする意図と見るのは難しい’という側に結論が集められたと理解する」として「調査団が15日午後このような最終結論を出し、この日夜から報告書作成を始めた」と伝えた。裁判所高位関係者もこれを確認する質問に「そのように調査結果が行くほかはないのではないか」と話した。
これに伴いシン最高裁判事の行動が ‘司法行政か裁判介入か’ について苦心してきた調査団がシン最高裁判事の責任を減じる方向で‘折衷案’を作ったという批判が出てくるものと見られる。調査団内部で一部異見が存在したが、結局裁判所首脳部の思い通りの結論が出たことで ‘内部人で構成された調査団の限界が現れた’ という批判も避けにくくなった。調査団は調査結果とともに司法行政と裁判介入を区分する基準についても提示すると見られるが、今回の事態を契機に司法官僚化問題などの解決を要求してきた一線判事たちの反発と共に市民社会団体などの再調査要求や野党の反発も予想される。
他の裁判所高位関係者は「調査結果が出ても騒々しい裁判所内部の雰囲気が簡単に収まりはしないだろう」と話した。 キム・ナムイル記者namfic@hani.co.kr
原文: 訳J.S