原文入力:2012/02/18 17:26(1233字)
←ストライキ中の文化放送労働組合が製作したミュージックビデオ MBCフリーダム。出処 文化放送労働組合特報
‘キム・ジェチョル社長退任’等を主張してストライキを行っている文化放送労働組合が製作したストライキ ミュージックビデオ‘MBCフリーダム’が話題だ。
MBCフリーダムはグループUVの‘イテウォン フリーダム’を改詞したもので文化放送ストライキについてなぞらえたウィットある歌詞で呼応を得ている。 ミュージックビデオは 「MBCを愛する皆さん、もうこれ以上の敗北はない」として「ひたすら勝利があるだけ。 私たちが戻ってきた。 マ!ボン!チュン!」で始まる。 以降の歌詞には文化放送の現状況と関連して辛らつな批判がこめられた。
「この頃MBCは見ない。 ナコムスがあれば充分。視聴者がなぜ背を向けたのか。 政権批判ニュース失踪。すぐにチャンネル変える。 MBCを誰が亡ぼしたか。 落下傘社長、またMBC掌握。 本家に行って向こう脛蹴られ、批判失踪 MBC! 最悪人事 MBC! 懲戒乱発 MBC! MBの放送 MBC!」
歌詞はキム・ジェチョル社長についても「あちこち顔色伺う キム・ジェチョル! もう少しで選挙の季節(ソンゴチョル)! 家にでも帰れ キム・ジェチョル! 家に帰る時は地下鉄(チハチョル)!」と辛らつに皮肉る。
このミュージックビデオは去る15日イルサン(一山)のドリームセンター社屋で撮影したもので、文化放送のスター級アナウンサーとディレクターはもちろん、放送製作人材と経営管理職組合員らが総出演した。 出演者は歌を歌うようにlip syncをしながら踊るが(別名‘リップタップ’方式),初めから最後まで撮影を切らない‘ワン-テーク’で製作された。 そのために数多くの製作失敗が生じると憂慮されたが組合員が一致した集中力と熱情的な身振りで参加し、たった3回の試みで撮影を成功裏に終えたという話だ。
ミュージックビデオの撮影を演出したキム・ミンシク ディレクターは文化放送労報とのインタビューで 「リップタップ製作を決心するやあたかも神がかりのようにコンテが浮び上がった」として「どんなドラマでも見られない良質な出演者と共にミュージックビデオを撮影することができ光栄」と話した。
一方、文化放送労組がこの間報道から切られたニュースを集めて製作した‘まともなニュースデスク’も人気を呼んでいる。 ユーチューブに上がったこの映像は現在までに照会数が50万回に肉迫している。 文化放送労組は今後‘まともなニュースデスク第2回’と‘パワーアップPD手帳’等を相次ぎ公開する方針だ。 パク・ジョンチャン記者 pjc@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/519695.html 訳J.S