原文入力:2012/02/16 20:08(781字)
←生命平和巡礼団のトボプ僧侶(右)とクォン・スルヨン(中)巡礼団長、ムン・キュヒョン神父が昨年3月1日、巡礼出発に先立ち済州(チェジュ)4・3平和公園慰霊祭壇で焼香している。 生命平和巡礼団提供
去る一ヶ月間続けてきた済州島巡礼道の仕上げを控えた生命平和結社‘生命平和巡礼団’パク・ヨンソン巡礼局長は16日「4・3の痛みと江汀マウルに対する無関心の理由を少しだが理解できた」として「江汀マウルの希望と代案を熟慮する旅だった」と話した。
クォン・スルヨン団長と団員は18日午前9時、西帰浦市(ソギポシ)ウェドルゲを出発して江汀マウルに到着した後、午後3時クロムビ岩で‘生命平和のための100拝祈祷’で1年間の巡礼を終わらせる。最後の巡礼道は済州海岸に沿って歩く‘生命の道’、4・3遺跡を訪ね歩く‘平和の道’、済州オルレに沿って歩く‘人の道’に区間を分けて一日15~20kmずつ歩いてきた。
昨年3月、済州4・3平和公園でトボプ僧侶を先頭に始めた巡礼は、当初韓国各地を歩き回る予定だった。 だが、江汀マウルの平和が破壊される様を目撃した巡礼者は居座った。巡礼団はこの間、済州島全域を回りながら海軍基地問題に対する意見を聞き、村の住民たちと共に海軍基地反対運動を行った。
チョン・ジンテク事務局長は「済州海軍基地問題がまだ解決されず残念だが国民の関心と活動家・団体が共にしてここまで来れた」として「巡礼が終わっても村の深い葛藤と傷の治癒を助ける活動を行う計画」と話した。
済州/ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/519459.html 訳J.S