原文入力:2008-12-15午前02:46:20
父母・学生団体 “中学 連合評価 現場学習推進”…教育庁 “参加教師懲戒”
チョン・ミニョン記者
←一斉試験に反対した全教組教師に対する懲戒委員会が開かれた9日午後ソウル市教育庁の前で全教組ソウル支部会員たちが‘不法懲戒中断’を要求する記者会見を行っている。 ニューシス
去る10月実施された全国単位小・中・高校学業達成度評価(一斉試験)に反対して学生たちの野外体験学習を主導した父兄・青少年団体らが23日行われる予定の中学校1・2学年対象の全国連合学力評価時も現場学習を推進することを明らかにし当局との摩擦が予想される。
平等教育父母会など三団体で作られた‘一斉試験に反対するソウル市民の会’は14日「来る23日、中学校1・2学年学生たちを対象に実施される一斉試験当日にもソウル徳寿宮美術館などで体験学習を行う計画」とし「15日から体験学習を希望する学生・父兄らの申請を受けつける予定」と明らかにした。平等教育父母会チョン・ギョンヒ事務局長は「市教育庁が一斉試験反対の動きを止めようと教師たちを解任するなど圧力を加えているが、一斉試験は非教育的なだけでなく法的根拠もない」として「一斉試験の問題点と学生・父兄の‘一斉試験を受けない権利’を継続して知らせていく」と明らかにした。
これら団体は去る10月実施された国家水準学業達成度評価の時、生徒・父母100人余りと共に京畿 ポチョンのある植物園で体験学習に出かけ、ソウル市教育庁は去る10日体験学習を許可した教師7人に解任・罷免措置を下した。
青少年団体 ‘無限競争教育,一斉試験に反対する青少年の集い セイノー(Say! No)’も試験当日の23日、登校を拒否し市教育庁前で一斉試験反対集会を開く計画だ。
全国教職員労働組合(全教組)ソウル支部は今回の学力評価でも体験学習を許諾するという内容の指針を先週組合員らに伝達した。ソン・ウォンジェ ソウル支部長は「評価自体を拒否するということではなく、父母と生徒が自ら選択することができるようにしようということ」としながら「ソウル市教育庁は一斉試験の問題点に対して検討もせずに懲戒を武器に教師たちの口を防ごうとしている」と批判した。
市教育庁は去る10月と同じ状況が反復されるならば、一斉試験に反対する教師たちに対し重い懲戒が避けられないという態度だ。市教育庁関係者は「評価を拒否しようとする目的で教育庁指針に反して現場学習に行くことは許諾できない」として「今回重い懲戒決定が下された教師たちとの公平性の観点からも体験学習を許諾したり誘導した教師たちに対しては懲戒手続きを踏むほかはない」と語った。 チョン・ミニョン記者 minyoung@hani.co.kr