hankyoreh

原文入力:2012/02/07 23:22(666字)

パク ソウル市長 公文で要請
"寒波による低体温症事故を憂慮"

寒波で全国がガチガチに凍りつくやソウル市がKORAILにソウル駅待合室のホームレス強制退去措置の緩和を公式要請したところ、これまで「撤回はできない」と強硬な態度であったKORAILが「緩和を検討してみる」という立場を明らかにした。

　チェ・ヨンスン ソウル市自活支援課長は「厳しい寒さに襲われた去る2日、パク・ウォンスン ソウル市長の指示でKORAILソウル駅長に‘55年ぶりに襲ってきた寒波で気温が零下17度まで下がるなど、ホームレスの事故が憂慮される’として、ホームレス退去措置の緩和を要請する公文を送った」と7日説明した。KORAILが昨年8月ソウル駅からホームレスを追い出した後、ソウル市はKORAILに方針撤回を建議してきた。 正式公文はオ・セフン前任市長任期中に一度送られ、パク市長が就任してからは今回が初めてだ。

　ハム・ソンフン KORAIL駅舎運営処長は「退去措置の撤回はできないというのが基本原則だが、ソウル市が今回は‘緩和’を要請したので、どんな方式でKORAILが協力すべきか保健福祉部、ソウル市と今週中に協議してみる」と話した。

オム・ジウォン記者 umkija＠hani.co.kr

原文: 訳J.S