原文入力:2009-03-13午前12:59:28
昨年332人減り793人
バフェット1年で1位譲り渡す
キム・スンベ記者
←<フォーブス>選定2009年世界富豪
億万長者も全世界的経済危機を避けることができなかった。
米国経済雑誌<フォーブス>は11日、昨年全世界の億万長者が793人で、一年前より332人減ったと報道した。これらの総資産も4兆4千億ドルから2兆4千億ドルと殆ど半分になった。株式および私募ファンド,不動産など資産の価値が暴落した結果だ。
今年1位に復帰したビル・ゲイツ マイクロ ソフト創立者(400億ドル)も株式価格下落などで資産が180億ドル減った。投資の鬼才ウォーレン・バフェット(370億ドル)は一年間で250億ドルを失い2位に押し出された。バフェットは13年間にわたって世界最高富豪の座を守ったビル・ゲイツを押し出し昨年1位に上がったが、1年で席を譲った。自身の投資会社バークシャー・ハサウェイの株式が去る1年間で50%暴落したためだ。
3位を占めたメキシコ通信財閥カルロス スリムは昨年より財産が25億ドル減った。インドの事業家 アニル アムバニー(101億ドル)は億万長者の中で最大の財産損失を記録した。彼は1年間に319億ドルを失い昨年の6位から今年は34位に転落した。
韓国人ではイ・ゴンヒ前三星グループ会長など4人が含まれた。イ・ゴンヒ前会長は資産30億ドルで205位に上がった。次いでチョン・モング現代車グループ会長(15億ドル・468位),チョン・モンジュン ハンナラ党議員(13億ドル・559位),イ・ミョンヒ新世界グループ会長(10億ドル・701位)等が後に続いた。
毎年億万長者名簿を発表している<フォーブス>は「2003年以後、億万長者が減ることは初めてであり、特にこのように大規模に億万長者らが名簿から脱落したことはなかった」と明らかにした。
キム・スンベ記者marcos@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/globaleconomy/343849.html 訳J.S