原文入力:2009-03-13午前08:12:45
パク・ヒョンチョル記者
ソウル中央地裁所長在任の時、ろうそく集会事件裁判に介入した事実があらわれ調査を受けているシン・ヨンチョル最高裁判事に関連上告審事件が割り当てられたことが明らかになった。控訴審が進行中の別のろうそく集会事件が追加的にシン最高裁判事に配当されることが考えられ、大法院裁判の公正性に疑問が提起されている。
12日大法院(最高裁判所)などに確認した結果、シン最高裁判事は米国産牛肉輸入反対ろうそく集会と関連し昨年5月‘団体休校示威’文字メッセージを送った疑惑(電気通信基本法違反など)で起訴され1・2審で無罪を宣告されたチャン・某(20)氏の上告審主審を引き受け審理を進行中だ。当初この事件は他の最高裁判事が主審だったが、先月シン最高裁判事が就任し裁判所改編がなされ彼に事件が渡った。
昨年ソウル中央地裁はチャン氏事件をはじめとして電気通信基本法違反疑惑事件3件を一人の判事に割り振るなど、ろうそく集会関連事件を通常的方式でなく任意配当方式で特定裁判所に集中的に割り振り判事たちの集団反発を買った経緯がある。特にシン最高裁判事は昨年8月刑事単独判事たちに‘電気通信基本法に対する違憲推薦申請を棄却しなさい’という趣旨の話をしたという疑惑を受けている。チャン氏の弁護を引き受けたチョン・ジョンフン弁護士は「シン最高裁判事が有罪の予断を持ってそのような話をしたとすれば ‘不公正裁判をする恐れがある時’ に該当するので忌避申請が可能かを検討する」と話した。
シン最高裁判事が属する大法院3部にはチャン氏事件だけでなく警察バスを損傷させた疑惑(一般交通妨害・集示法違反)で起訴され1・2審で有罪を宣告されたユン・某(36)氏など2人の事件も配当されたことが確認された。シン最高裁判事は判事たちに電子メールを送り「夜間集会禁止条項の違憲推薦と関係なく現行法に従って宣告しなさい」として事実上、有罪宣告を勧めたという批判を受けている。
大法院真相調査団はこの日、当時ソウル中央地裁刑事単独判事たちを相手にシン最高裁判事と陳述が交錯したり内容が不確かな部分を追加で調査した。法院行政処は来る17日、調査結果を国会法制司法委員会に報告する予定だ。パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr
原文: 訳J.S