原文入力:2012/01/17 15:52(1560字)
ホ・ジェヒョン記者
国土部傘下 韓国鉄道施設公団 "午前ポータル 午後ブログに…実績提出"
アゴラなどに公団が送ったコメント例示文 そのまま書いているものも
公団関係者 "自律的な業務協力要請…国土部 協力要請ではない"
←アゴラに韓国鉄道施設公団が命令したコメント例示文書そのままのコメントがついている。
国土部傘下韓国鉄道施設公団(以下、鉄道施設公団)が‘KTXC民営化’賛成世論を作るため、職員にポータルサイト記事と討論文などに組織的にコメントするように指示し論難が起きている。 公団が例文を提示し、これをそのまま書き移させて、コメント キャプチャー写真を提出するなど職員を強制動員しているという暴露が出てきた。
<ハンギョレ>が入手した鉄道施設公団内部文書によれば、公団広報室は去る11日午前、各部署部長級以上の職員に「午前にはポータルとダウム、アゴラにコメントをし、午後にはブログ文にコメント付けることをしてほしい」と指示した。
鉄道施設公団は「市民団体などの鉄道民営化反対の立場および組織的な広報に積極的に対処しろとの公団理事長と国土部の協力要求があった」として「該当部署長は全職員に1個以上のコメントを付けてその実績を提出してほしい」と指針を送った。
←鉄道運営競争体制導入コメントに関するQ&A。 民営化反対主張に対する反論コメント内容を整理してあった。 ※クリックすれば拡大したイメージを見られます。
これに続いて公団は4ページ分38ヶのコメント例示文を送り、部署別にポータル ニュース掲示板とディベートルームを担当するよう業務分担指針も送った。 鉄道施設公団労働組合関係者は17日<ハンギョレ>と行った通話で「職員ごとに鉄道民営化に対する立場がみな違うが、部署長が強制的にコメントをするよう指示し、しなければ怒ったりし皆が苦痛を感じている」として「ある部署では何時にコメントをしたのか画面をキャプチャーして提出させた」と暴露した。
実際、ダウムの<アゴラ>等には公団が送った‘コメント例示文’がそのまま書かれている。‘テジェベ’というネチズンは去る6日<アゴラ> ‘KTX民営化反対’請願運動文に「高速鉄道の民間開放は鉄道運営できるのは自分たちしかいないという傲慢に警鐘を鳴らし、慢性赤字である鉄道を生かすことができる道です。」と文を残した。 この文は公団が送ったコメント例示文と全く同じだ。 公団公文書は11日職員に通達されたが、この文はそれより5日早い時点に書かれており、コメント組織がそれ以前から実行されていたことを暗示してもいる。
←施設公団が職員に発送したEメール文書。公団理事長と国土部の強力な要請があったと書いている。
鉄道施設公団は関連文書を送った事実は認めた。 公団関係者は 「各部署長級にEメールを送ったことは認めるが、自律的な業務協力要請に過ぎず、コメント バイトを組織した事実はない」と釈明した。 しかし労働組合は「部署長が業務指示を与えておき、それを自律的だと受け入れる職員は誰もいない」と反論した。 鉄道施設公団はまた、業務要請文書に‘国土部協力要求事項’と書いたことと関連して「国土部協力要請があったと言えばこそ職員がよりコメントを熱心につけると思い記載したに過ぎず、国土部の要請があったわけではない」と話した。
ホ・ジェヒョン記者 catalunia@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/515119.html 訳J.S