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‘大運河 良心宣言’ キム・イテ研究員‘ 懲戒 ’推進

建設技術研究院, ‘懲戒しない’ と言っておきながら特別監査
建設技術研究院関係者 “権力の圧力で重懲戒 不可避”

ソン・チャンソク記者

←韓国建設技術研究院 先端環境研究室キム・イテ研究員.

韓国建設技術研究院(建技研)が去る5月、大運河関連良心宣言をしたキム・イテ研究員(48)に対して7ヶ月過ぎた今、当初約束を覆し一歩遅れで懲戒を推進していることが明らかになった。
建技研関係者は14日「去る11月28日から12月12日までキム研究員1人に対してのみ内部特別監査があった」とし「早ければ今週にもキム研究員に対する内部懲戒委員会が開かれるだろう」と明らかにした。この関係者は「去る5月、良心宣言波紋時は‘懲戒計画はない’としておきながら、静かになるのを待って約束を破棄し懲戒手続きを進めるとは、外部の圧力によるものでなければ理解することはできない状況」としながら「建技研内部では権力機関の圧力があって罷免など重い懲戒が避けられないと見ている」と付け加えた。

当事者のキム研究員も「去る金曜日まで半月にわたり監査を受けた」と語った。彼は「研究員が受注した内容(研究主題,性格など)が外部に流出したことが研究員規定違反という趣旨の監査であった」として「懲戒を前提にした監査という感じが強くする」と話した。彼は“良心宣言当時、懲戒はしないと政府と建技研が明らかにし、そうかと思ったが信じた私がバカであった」と付け加えた。建技研は去る5月キム研究員の良心宣言が波紋を起こした際、当時空席だった院長を代理してウ・ヒョソプ副院長が「キム研究員を懲戒しない」と明らかにしていた。

キム研究員は去る5月23日ポータルサイト‘タウム’のディベートルーム‘アゴラ’に‘大運河に参加する研究員です’という題名の文を載せて「(建技研が国土海洋部から研究依頼を受けた)韓半島水路をつなぐことおよび4大河川整備計画の実体は運河計画」と暴露したことがある。

去る9月赴任したチョ・ヨンジュ研究院長は「特別監査は監査が行うことで、私は内容をよく知らない」として「懲戒可否は懲戒委員会を開いてみなければ分からない」と語った。これに対してパク・クンチョル建技研労働組合委員長は「監査は非常任であり、私たちの労組執行部さえも監査の名前をよく知らない」として「すべての監査と懲戒は研究院長の指示によってなされてきた」と反論した。研究員のチョ・スンジェ監査,キム・ソクチン監査室長とは電話通話できなかった。

おりしも国土海洋部は15日 ‘4大河川総合整備マスタープラン’を発表する。国土部はまた今週中に建技研と‘4大河川整備方案’に対する25億ウォンの契約を締結しようとしている。建技研内部ではこのために政府が4大河川整備と大運河を推進するのに障害物となる第2の良心宣言に備えキム研究員を羊と見なしあらかじめ警告メッセージを投じたものと分析している。

ソン・チャンソク記者 number3@hani.co.kr

原文入力:2008-12-15午前09:01:55

原文:https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/327684.html 訳J.S