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南大門市場(ナムデムンシジャン)露天商から16億8千万ウォン毟る

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/514378.html

原文入力:2012/01/11 22:04(1375字)
パク・テウ記者

"ショバ代・清掃費 払え" …両替屋・ヨーグルトおばさんからも
市場警備員・管理会社幹部など91人拘束・立件
個別金品上納に虚点、手押し車強制的に販売も

 ソウル、中区(チュング)、南大門市場の零細商人と露天商を相手に6年を超えて数十億ウォンの金品をむしり取っていた市場管理会社幹部など91人が警察に捕まった。

 ソウル地方警察庁暴力係は南大門市場商人と露天商に清掃管理費名目で席料16億8000万ウォンを奪った容疑(恐喝など)で警備員キム・某(43)氏など4人を拘束し、(株)南大門市場代表理事キム・某(73)氏など市場管理会社幹部85人を不拘束立件したと11日明らかにした。 警察はまた、南大門市場改善事業を口実に不十分に製作された露店手押し車260台(12億6000万ウォン分)を露天商に売り付けた容疑(強要)で南大門市場露天商連合会(タウリ会)会長キム・某(54)氏など2人を不拘束立件した。

 警察による調査の結果、代表キム氏をはじめとするこの会社役員47人は2005年から昨年5月まで市場の二面道路露天商57人に「清掃費を出さなければ商売をさせない」 と脅迫して、商店規模により毎日3000ウォンまたは、毎月4万~50万ウォンずつをせびり取った容疑を受けている。 彼らが清掃管理費名目でこのように毟った金は6億8000万ウォンに達した。

 南大門市場本洞商店街運営会チョン・某(67)常務など13人も中区庁所有道路で商う露天商46人から同じ手口で6年間にわたり3億4000万ウォンを毟ったと調査された。 彼らは両替屋などゴミが発生しない商人にも一ヶ月に最高30万ウォンずつの清掃管理費を強制したし、ヨーグルト配達員にも‘空瓶が出てくる’として毎月50万ウォンずつを毟っていた。 名目は清掃管理費だが事実上の席料を恐喝してきたのだ。

 彼らは無力な露天商に金を要求した反面、露天商連合会を結成して良い場所を占めた260の露天商からは金を集めていないことが分かった。

 警備員と商店街運営会職員が個別的に商人を脅迫して金品上納を受けていた事実もあらわれた。 ある前職警備員は退職しながら区庁所有道路の露店3ヶ所を自分の区域だと目星をつけ、露天商から月150万ウォンずつ受け取り税も払った。 零細露天商キム・某氏は商売にもならない上に毎日払う清掃費2500ウォンが負担になって金を節約するために家からキムチを持ってきて、近隣の食堂で1000ウォンで売るご飯を買って食べたり、パンで食事を間に合わせていたと警察は伝えた。 警備員は「社長が外出する時、目障わりだ」という理由で、毎日1~3回笛を吹き露天商人に荷物をまとめて裏道で30分間隠れているように強要することもした。

 警察関係者は 「昨年2月から捜査に着手したが商人が警察調査に応じる場合、商売できなくなることを恐れて捜査に協力せず困難が多かった」と明らかにした。 パク・テウ記者 ehot@hani.co.kr

原文: 訳J.S