原文入力:2012/01/06 18:54(928字)
クォン・クィスン記者
<韓国放送>(KBS)と<文化放送>(MBC)が民主統合党の代表選挙候補政策討論会の中継をする予定だったが突然取り消したことに対して、両放送会社内部で荒々しい批判が出ている。
二つの放送会社の中継拒否により、この日午後2時10分ソウル、陽川区(ヤンチョング)木洞(モクトン)の放送会館で開かれた民主統合党代表候補政策討論会は<SBS>が単独中継した。 先月23日、地上波3社は韓国放送を通じて討論会を共同中継すると民主党に提案したが、以後29日には立場を変え韓国放送と文化放送は放送が難しいと通知した。
ソン・ジェホ全国言論労組韓国放送本部(新労組)公正放送委幹事は6日「受信料に協力しないからと野党の競選討論会の中継を拒否することは、親与不公正放送を宣言したことと同じ」として「報道本部長と報道局長はもはやその場に座っている資格がない」と批判した。
また、彼は 「現在、報道本部長の信任投票が進行中」としながら、使用側に労使公正放送委員会の開催を要求して問題提起をすると明らかにした。
ファン・ドンジン韓国放送記者協会長も「主な政党の代表競選の政見を聞く行事ならば、国民の知る権利次元で中継する必要がある」として「今回、民主党の行事を中継しないということは不公正放送という誤解を与える懸念がある」と話した。
文化放送内部でも‘メディアレプと連係した使用側の無理手’として、不満の声が溢れでている。
イ・ヨンマ文化放送労組広報局長は「使用側がメディアレプ法立法過程で、放送市場の公共性に対する要求を全くしないでおいて、後になってどたばたしながら無理を強いている」として 「この際、野党競選中継を拒否することにより親与偏向報道を合理化することになるのではないかという疑問を感じる」と話した。
クォン・クィスン、ソン・ウォンジェ記者 gskwon@hani.co.kr
原文: 訳J.S