原文入力:2011/12/28 23:24(921字)
検察、介入情況捕捉し調査
前秘書など5人 拘束起訴
←チェ・グシク ハンナラ党議員が28日夜、電撃召還された。 ハンギョレ写真
10・26ソウル市長補欠選挙当日に起きた中央選挙管理委員会(選管委)ホームページに対するDDoS(分散サービス拒否)攻撃事件を捜査中のソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長 キム・ポンソク)が28日、ハンナラ党チェ・グシク議員を電撃召還調査した。
検察はこの日、チェ議員をひとまず参考人身分で召還し、DDoS攻撃への関与有無を調査した。 検察はチェ議員がDDoS攻撃を指示したという具体的な端緒が捉えられはしなかったが、DDoS攻撃を主導したコン・某(27)氏とキム・某(30)前国会議長秘書が共にチェ議員の秘書として仕事をしたことがあるという点で、チェ議員の調査が必要と判断したと知られた。
この日午後6時頃ソウル中央地検を訪ねたチェ議員は 「DDoS攻撃に介入したことはなく、秘書であるコン氏の単独犯行であると理解している」という趣旨を述べ、犯行関与を全面否認したと伝えられた。 検察はこの日夜遅くまでチェ議員を相手に補欠選挙前日の行跡などに対する調査を進めた。
一方検察はこの日コン氏とDDoS攻撃実行者カン・某(25・Kコム代表)氏など5人を拘束起訴した。 彼らは青年層の投票率を低くするために選管委ホームページを攻撃することを事前に共謀し、補欠選挙日に選管委ホームページを攻撃した容疑(公職選挙法・情報通信網利用法違反など)を受けている。 検察は当初コン氏の単独犯行として整理した警察の捜査結果を覆し、‘上層部ライン’を継続して調べる方針だ。 民主統合党は検察捜査を通じてDDoS事件の真相がまともに明らかにならない場合は国会次元の国政調査の代わりに特別検事を導入することにした。
ノ・ヒョンウン、キム・ポヒョプ記者 goloke@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/512397.html 訳J.S