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北韓 28日永訣式の翌日 金日成広場で追悼大会

原文入力:2011/12/26 22:38(1051字)
キム・キュウォン記者

予想される金正日葬儀手続き

←北韓住民たちが去る24日、平壌市内の広場で金正日国防委員長を弔問するため弔花をもってならんでいる。 朝鮮中央通信提供/新華ニューシス

 28日に行われる金正日北韓国防委員長の永訣式は1994年の父親金日成主席の永訣式と同様な形式になるものと予想される。 去る19日以後の葬儀過程を見れば、準備された特別放送を通じ死亡を発表し、息子だった後継指導者が葬儀委員序列1位として葬主の役割をするなどほとんど同様だ。

 金日成主席の葬儀手続きから推し量ってみれば、金委員長の告別式は彼の遺体が安置された平壌の錦繻山(クムスサン)記念宮殿で28日午前10時頃に始まると予想される。先ず葬儀委員序列1位である金正恩朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長が金委員長の妹であるキム・ギョンヒ党軽工業部長、キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長、チェ・ヨンリム内閣総理など高位幹部らと共に金委員長の遺体をひとまわりする。

 次に儀仗隊長が永訣報告をすれば、金委員長の大型遺影を前面に掲げた霊柩車が陸海空軍と労農赤衛隊の儀仗隊の前を通り、この時、弔砲と弔銃24発が発射される。続けて運柩行列は金日成広場に向けて街頭行進を始め、軍楽隊車両が先頭で‘金正日将軍の歌’と葬送曲を演奏する。 錦繻山記念宮殿を出発した霊柩車は普通江(ポトンガン)辺に沿ってゆっくり移動した後、金日成広場に到着する。

 金委員長の霊柩が通り平壌の大通りでは多くの北の住民たちが集まり故人を哀悼し激しく慟哭すると予想される。 キム委員長の運柩行列は金日成広場を一周し平壌市民に別れのあいさつをする。そうした後、霊柩車が万寿台の丘と凱旋門広場を過ぎ錦繻山記念宮殿に再び戻れば永訣式は終わる。

 翌日29日午前10時には金日成広場で中央追悼大会が開かれる。金副委員長の委任を受けた党の主な幹部ひとりが追悼辞を読み、北の各階級を代表する人物が追悼演説を行う。 次に弔銃と弔砲が24発発射され追悼大会が終えられる。追悼大会の後には北韓全域でサイレンが鳴り、すべての住民たちは3分間の黙祷を行う。 これですべての公式葬儀手続きは終わる。 キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/511986.html 訳J.S