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住民賛成 50%にもならないのに‘原子力発電所 ゴリ押し’

原文入力:2011/12/23 21:58(1364字)
イ・スンジュン記者


三陟(サムチョク)・盈德(ヨンドク)候補地選定 論難
11月調査 賛成率、3月に比べて25%p下がる
日本原発事故の問題点は評価基準に反映せず


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  政府は23日、新規原子力発電所建設候補地として慶北(キョンブク)、盈德と江原(カンウォン)、三陟(サムチョク)を選定したが、去る3月に日本、福島原子力発電所事故で明らかになった問題点は評価基準に反映しなかったと明らかにした。 三陟の場合、賛成住民が多数だったが賛成率は50%を下回った。

  韓国水力原子力(韓水原)とキム・ヨンピョン(高麗大名誉教授)敷地選定委員会委員長は23日、ソウル、三成洞(サムソンドン)でブリーフィングを通じて「今年2月に原子力発電所候補地申請を行った三陟と盈德、慶北(キョンブク)蔚珍(ウルチン)の3ヶ所を環境性(35点),住民受容性(30点),建設適合性(20点),敷地適合性(15点)を基準として評価した」として「3ヶ所全てが候補地条件を満足した。蔚珍が3位だったが、2位との点数差が別になかった」と明らかにした。


  当初委員会は3月に評価を終わらせ夏に候補地選定結果を発表する予定だったが、福島原子力発電所事故後、発表を先送りした。地震津波によって電源が遮断され放射能物質が流出した福島原子力発電所事故の問題点は今回の候補地選定には反映されなかった。 キム委員長は「建設基準には当然反映されるだろうが、候補地評価で反映する必要はないとの結論を出した」と明らかにした。


  住民たちの意見を聴く住民受容性調査は3月と11月の二度にわたりなされたが、福島原子力発電所事故以後、賛成する住民の比率が低くなった。キム委員長は「3月当時、3ヶ所の賛成率が75~80%であったが、候補地選定に反映した2回目の調査では50%を少し越えた」として「予想通り福島原子力発電所事故直後、原子力に対する否定的意見がかなり多かった」と明らかにした。韓水原は「三地域共に中立意見が30%台であり、賛成が反対より多かった」と強調して「ただし三陟では賛成率が50%を越えなかった」と話した。


  変わった住民世論を反映していないという指摘に対して韓水原は「反対する住民たちもいるが、地域民との協力の下に推進しなければならないという考えで説明会等を通して最大限協力を得るよう努力する」と明らかにした。安全性論議に対してもチョン・インス韓水原建設本部長は「経済性や安全性が大幅に補強された原子力発電所モデルを建設する計画だ」として「地震・津波に対する備えと浸水時の電力確保など50種類余りの安定性対策を補強する」と付け加えた。


  政府は三陟と盈德に原子炉を最大8基建設する計画だ。事前環境性検討を経た後、原子力発電所の安全性について原子力安全委員会の建設許可承認を受けて最終確定する。原発敷地の最終確定は来年12月に行われる予定だ。 イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/511671.html 訳J.S