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パク・ソニョン "大統領府、17日‘金正日死亡’諜報 黙殺"

原文入力:2011/12/22 14:47(1136字)


"国家情報院、MB訪日前に知らせたが証拠を提示しろとし無視"
"外交部、ホワイトハウスから情報提供されても土曜日だからと報告せず"


←パク・ソニョン自由先進党議員


  大統領府が国家情報院から金正日北韓国防委員長死亡諜報の報告を受けたが、それを握りつぶしたという主張が出てきた。

  自由先進党パク・ソニョン議員は22日<連合ニュース>と行った通話で「国家情報院と外交通商部が17日午前、金委員長死亡に関する機密情報を入手しており、国家情報院は大統領府に報告までしたが大統領府が握りつぶした」と主張した。パク議員は‘取材源保護’を理由に正確な出処は明らかにしなかった。


  パク議員は「米国ホワイトハウス側から17日午前、韓国外交通商部側に諜報水準で金委員長死亡に関する便りを知らせてきたが、その日が土曜日だからと上部に報告しなかった」と話した。


  パク議員は「国家情報院も李明博大統領が日本に発つ前である17日午前、金委員長死亡に関する機密情報を入手し、大統領府に報告したが、大統領府が正確な情報を提示しろとして無視した」として「その後、国家情報院が諜報写真などを分析したが異常の兆候を発見できなかった」と付け加えた。


  パク議員は金委員長の死亡時点についても「16日白頭山(ペクトゥサン)近隣で完全武装した人民軍が移動する様子が観測され、15~16日の二日間、金委員長の専用列車3両が全く動かなかった」として「金委員長が17日に列車で亡くなったというのは100%偽り」と強調した。


  彼女は続けて「北京に駐在する駐中北韓大使も17日午前11時に丹東(タンドン)を経て北韓に入った」として「金委員長が17日午前8時30分に死亡し、2時間30分後に連絡を受けて北韓に入ったということは理解できない。金委員長は少なくとも16日には死亡していただろう」と主張した。


  一方、李明博大統領はこの日 政党代表者に会った席で「金正日死亡を北韓発表を見て知り、その前には知らなかったのは事実」としつつ「私たちだけでなく世界どこの国も私たちと同じように知らなかった」と話した。彼はまた「私たちの情報力が心配するほど脆弱なわけではない。私たちと米国政府の情報共有が非常によくなされている」として「中国 胡錦濤主席は我が国だけでなく誰とも通話しなかった」と話した。


デジタルニュース部 digitalnews@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/511379.html 訳J.S