本文に移動

"国家情報院 ヒューミント ライン 反MBに追い立て追放"

原文入力:2011/12/22 08:22(1128字)
イ・テヒ記者、キム・ジョンチョル記者


  チョン・ドゥオン議員 主張…与党核心 "パク・ヨンジュンがソ・フン3次長を退任させた"


←チョン・ドゥオン ハンナラ党議員


  チョン・ドゥオン(写真)ハンナラ党議員が国家情報院の対北人的情報(ヒューミント)体制が崩壊したのは李明博政府スタート直後になされた政治的弾圧のためだと明らかにした。

  チョン議員は21日、自身のツイッターに「李政府スタート前、所謂 対北韓ヒュミント体制が瓦解した」として「ところで、その理由が見苦しいものだった。彼らが李明博に対する陰害勢力だったということだ」と上げた。 チョン議員は続けて「一国の大切な資産がこのような謀略の一言で飛ばされる情けないことが日常茶飯事であった」として「全て国政壟断勢力が行った仕事」と書いた。


  与党の核心関係者はこれと関連して「現政権スタート直後、国家情報院から北韓の高位層と厚い関係を形成してきた高位職が追い出された」として「ソ・フン当時国家情報院3次長のような人物が代表的だった」と伝えた。この関係者は「ソ・フン前次長は政権交替直後にチョン・ドゥオン議員と会ったことがあるが、実力者であったパク・ヨンジュン当時大統領当選者秘書室総括チーム長がそれを知り牽制目的で退任させたと理解している」と伝えた。


  彼は「ソ・フン前次長は(北の)実力者であるチャン・ソンテク党行政部長(国防委副委員長)とも夜を明かして呑み続けるほど北韓高位層と関係が密接だった人物」とし「このような人物が除去されることによって対北韓人的情報網が今のように崩壊した」と話した。ソ・フン前3次長は北側との水面下接触を通じて2000年6・15南北首脳会談を成功させた代表的な対北情報通に挙げられてきた。1996年には韓半島エネルギー開発機構(KEDO)北韓事務所代表を歴任し、北韓の交渉方式を誰よりもよく分かるという評価を受けもした。盧武鉉政府では南北対話と秘密接触を総括する国家情報院3次長を引き受け、李明博政府になって退いた経緯がある。


  チョン・ドゥオン議員が‘国政壟断勢力’と指定した人はパク・ヨンジュン前知識経済部2次官だと解釈される。 パク前次官が政治的目的で情報機関人事を思うままにしたという主張であるため今後の波紋が予想される。


キム・ジョンチョル先任記者、イ・テヒ記者 hermes@hani.co.kr


原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/511344.html 訳J.S