原文入力:2011/12/18 19:22(1219字)
ユ・ソンヒ記者、ノ・ヒョンウン記者
キム大統領府政務主席、金銭取引・行政官酒席報告を受けて電話
チョン・ジンヨン民政首席も事件‘共有’…大統領府 隠蔽圧力疑惑
チョ庁長 "通話はしたが外圧はなかった" 主張
警察による中央選挙管理委員会ホームページDDoS攻撃事件捜査がたけなわだった時、キム・ヒョジェ大統領府政務首席がチョ・ヒョノ警察庁長官に2度電話をかけて事件内容を議論したことが18日確認された。 キム・ヒョジェ政務首席は警察による捜査状況の報告を受けた後、チョン・ジンヨン大統領府民政首席とリアルタイムでDDoS事件処理問題を議論したことが明らかになった。 大統領府が組織的に警察捜査に介入し、重要事実を発表できないよう圧力を加えたのではないかとの疑惑が起きている。
警察と大統領府関係者たちの話を総合すれば、キム政務首席は去る7日と8日の2度にわたりチョ・ヒョノ庁長に電話をした。 警察は去る6日午後、事件関連者の間で1000万ウォンの金銭取引があった事実を把握した後、7日午前大統領府に報告した。 また、警察は7日午後には大統領府行政官が事件連座者らと酒席を共にしていた事実を把握し、大統領府に報告した。 キム政務首席が電話した時点はこういう報告を受けた直後なので、警察の捜査発表内容に影響力を行使しようとした可能性が高く見える。
これと関連して、司正当局高位関係者は「大統領府ではすでにキム・ヒョジェ政務首席とチョン・ジンヨン民政首席がDDoS事件と関連した内容を緊密に議論していた」として「事件処理経験があまりないキム政務首席がチョン民政首席の助けと助言を求めたものと理解する」と話した。 この関係者はまた「この過程でキム政務首席がチョ・ヒョノ庁長と交わした話をチョン民政首席にそのまま伝えたものと理解している」と話した。
これに先立ち時事週刊誌<ハンギョレ21>は「大統領府高位関係者がチョ・ヒョノ庁長に電話をして大統領府行政官の酒席出席、事件関連者間の金銭取引があった事実を公開しないよう圧力を加えた」と報道した。チョ庁長は「DDoS捜査を進める間、大統領府高位関係者と2回通話した。 しかし事実確認が目的でいかなる外圧も受けた事実はない」と主張した。
一方、ソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長 キム・ポンソク)はDDoS攻撃実行の前日(10月25日)パク・ヒテ国会議長儀典秘書キム・某(30)氏らと夕方の席を共にした大統領府国内儀式チーム パク・某(38・3級)行政官を今週呼び調査する方針だ。
ユ・ソンヒ、ノ・ヒョンウン記者 duck@hani.co.kr
原文: 訳J.S