原文入力:2011/12/13 08:33(898字)
ノ・ヒョンウン記者
DDoS攻撃 事前謀議 有無調査
ゾンビPC 30台余り 分析作業も進行
中央選挙管理委員会DDoS(分散サービス拒否)攻撃事件を捜査中のソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長 キム・ポンソク)はDDoS攻撃に前後した時期の選管委ログ記録を幅広く確保し分析中であると12日明らかにした。DDoS攻撃が偶発的犯行なのか、事前謀議による計画的犯行なのかを判断するための措置と解説される。
選管委と複数の監査機関によれば、検察は10・26補欠選挙が行われる3~4週間前から選管委ログ記録を譲り受けホームページ構造を把握するためのハッキングまたは、ゾンビPCの侵入試みがあったかを確認していると伝えられた。監査機関関係者は「警察は10・26補欠選挙当日と前日(25日)の2日分のログ記録だけを分析したが、事前謀議された計画的犯罪か否かを判断するには長期間のログ記録を確認しなければならない状況」とし「(それで)検察がそれ以前から選管委に接近したり侵入した痕跡有無を確認している」と話した。
検察はハンナラ党チェ・グシク議員の前秘書コン・某(27・拘束)氏らが選管委DDoS攻撃に利用したゾンビPC30台余りを確保し分析作業も進めている。検察は該当ゾンビPCが以前にも他のサイトにDDoS攻撃をした事実があるかを確認中だ。 もしこのゾンビPCが10・26補欠選挙直前に悪性コードに感染し初めてDDoS攻撃に出たとすれば、コン氏が話した‘偶発的な犯行’を覆す状況として見ることができるというのが検察の判断だ。
検察はまた、コン氏周辺の人物の口座を広範囲に追跡している。 検察関係者は「警察による捜査結果が事件の全てなのかは分からない状況であるので、基本的な内容を詳細に把握しつつある」と話した。
ノ・ヒョンウン記者 goloke@hani.co.kr
原文: 訳J.S