アラブ首長国連邦(UAE)を国賓訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、人工知能(AI)や防衛産業などの先端・戦略産業分野で韓国とUAEの協力を拡大強化すると述べた。
李大統領は19日(現地時間)、首都アブダビのホテルで開催された両国の企業家とのビジネスラウンドテーブルで、「韓国はUAEの2031年のAIハブへの飛躍に向けた最も信頼できるパートナーとなり、防衛産業などで第3国への共同進出を通じて両国の協力がグローバルレベルに広がることを希望する」と述べた。李大統領は「中東の文化大国であるUAEとソフトパワーにおいて協力を強化し、Kカルチャーが中東全域へと広がることを期待する」と述べた。
これに先立ち李大統領は、UAEのムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と共に「韓国とUAE、100年の同行のための新たな跳躍」と題する共同宣言を採択した。宣言文には「特別戦略的パートナー」関係にある両国の協力を「変化するグローバル環境の中でも堅固で持続可能な関係として、未来指向的で相互利益にもとづく関係へと成長させていく」という内容が盛り込まれた。
李大統領は、韓国軍の派兵部隊であるアーク部隊の激励行事を最後に、3日間のUAE訪問日程を終え、次の訪問先であるエジプトに向けて出国した。