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ドイツ「年末までロシアの石油輸入を完全中止」

登録:2022-04-22 06:33 修正:2022-04-22 08:19
外相「ガスは欧州の共同スケジュールに従って対応」 
「ウクライナに対する重火器支援にタブーはない」
ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相が今月20日(現地時間)、ラトビアのリガでロシアのウクライナ侵攻に対する対応策などについて記者会見を行っている=リガ/AFP・聯合ニュース

 ドイツのアンナレーナ・ベアボック外相が20日(現地時間)、今年末までロシアの石油輸入を完全に中止する方針を明らかにした。また、ウクライナに対する装甲車など重火器支援の可能性も排除しなかった。

 バルト海3カ国を歴訪中のベアボック長官は同日、ラトビアのリガで記者会見を開き、「ロシアの石油輸入を今夏までに半分に減らし、年末までは輸入を完全に中止する」と述べた。ロイター通信などが報じた。さらに「欧州レベルの共同日程表に沿ってガスの輸入中止も行われるだろう」と説明した。同氏はドイツが「ロシアのエネルギーへの依存を克服するため、多大な努力を傾けている」と付け加えた。

 ベアボック長官はウクライナに対する兵器支援について、「ドイツ内の論議をみると違う考え方だと思われるかもしれないが、装甲車などの重火器供給に対するタブーはない」と述べた。ただし、短期的にはドイツ連邦軍が兵器を供給する状況ではなく、今のところ北大西洋条約機構(NATO)同盟国がウクライナを支援しなければならないと述べた。

 ベアボック長官は、ドイツがこれまでウクライナに支援したすべての兵器を公開したわけではないとし、「我々は対戦車ミサイル、スティンガーミサイルなどをすでに支援した」と説明した。また、ドイツがウクライナに対する中長期的軍事支援を準備しているとし、「これは今後3カ月、そして3年間の問題だ」と述べた。同氏の発言は、ドイツがウクライナに対する兵器供与の承認を遅らせ、西側の団結を乱しているという批判が高まる中で出たものだ。

 ドイツのオラフ・ショルツ首相は19日、ドイツ軍が保有している重火器をウクライナに送るよりも、兵器購入の費用を支援する方針を明らかにした。同氏は「ドイツの軍需業界にどのような製品を短期間で供与できるか、リストを送るよう要請した」とし、「このリストの中でウクライナ政府が選んだものを購入するよう資金を支援する」と述べた。これに対し、ウクライナ側は失望感を示した。

 一方、ベアボック長官はラトビアやエストニア、リトアニアのバルト海3カ国をロシアの潜在的脅威から保護することも約束した。同長官は、ラトビアなど3カ国がドイツに「100パーセント頼れるだろう」とし、「欧州の安全、私たちみんなの安全はバルト海沿岸諸国の安保とつながっている」と強調した。

シン・ギソプ先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/1039832.html韓国語原文入力:2022-04-2202:49
訳H.J

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