16日(現地時間)、米アトランタでの連続銃撃事件で韓国系女性4人を含む8人が死亡した中、警察に逮捕された白人男性のロバート・アーロン・ロング容疑者(21)がSNSに中国嫌悪の書き込みと陰謀説をアップしていたことが明らかになった。今回の事件は、最近米国で急増しているアジア系を対象としたヘイトクライム(嫌悪犯罪)である可能性が高い。
ロング容疑者は最近、自身のフェイスブックに「中国がコロナの隠蔽に関与した。彼ら(中国)はわれわれの調査者が武漢の研究所に行くことと、彼らがそこ(武漢の研究所)で行った実験の真実を探るために行った調査を妨げた」と書き込んでいた。ロング容疑者は「彼らは『武漢ウイルス』がどのように創造されたのかを知っており、50万の米国人を殺したのは21世紀の世界支配のための彼らの計画の一部にすぎない」と書いた。さらに「すべての米国人は中国に対抗して戦わなければならない」とし「今の時代の最大の悪」と付け加えた。
ドナルド・トランプ前大統領時代の昨年5月、マイク・ポンペオ国務長官が放送に出演し、新型コロナウイルスの「武漢実験室起源説」に言及た。中国側は「証拠があるなら出せ」と強く反発してる。