本文に移動

米国務省・国防総省、韓国政府のホルムズ海峡派兵決定を「歓迎」

登録:2020-01-23 06:31 修正:2020-01-23 07:51
米国務省「清海部隊の任務拡大決定を歓迎し、感謝している 
韓米同盟の力と国際安保協力の約束を立証するもの」 
米国防総省「IMSCを支援し、航行の自由を保障する決定を歓迎」 
清海部隊の王建艦が先月27日、釜山海軍作戦司令部から出航している。韓国国防部は、清海部隊の作戦範囲をホルムズ海峡一帯にまで拡大すると今月21日に発表した//ハンギョレ新聞社

 米政府は、韓国がホルムズ海峡に独自派兵を決めたことについて、歓迎の意を表明した。

 国務省報道官室関係者は21日(現地時間)、ハンギョレに「米国は清海部隊の任務をホルムズ海峡に拡大することにした韓国の決定を歓迎し、ありがたく思っている」と述べた。さらに「今回の決定は韓米同盟の力と国際的な安保懸念に協力するという我々の約束を立証するもの」だと述べた。

 デービッド・イーストボーン国防総省報道官も韓国政府の派兵決定に関する質問に対し、「我々が以前にも明らかにしたように、これは国際的な解決策を必要とする国際的問題だ」と答えた。さらに「我々は、同盟の韓国が国際海洋安保構想(IMSC)を支援することで、中東での航行の自由の保障を後押しすることを歓迎する」と明らかにした。韓国政府は、今回の決定が米国主導の国際海洋安保構想に参加しない独自の活動だと発表したが、米国は清海部隊の作戦範囲の拡大が結果的に国際海洋安保構想に役立つものと受け止め、歓迎の立場を表明したものとみられる。韓国国防部は、清海部隊が韓国国民と船舶保護のために必要な場合、国際海洋安保構想と協力すると説明した。

 これについて、イ・スヒョク駐米大使は同日昼、ワシントンの韓国文化院で開かれた記者懇談会で、「韓国政府がイランの立場も度外視できない状況で、様々な困難な検討過程を経て決定した。政府の発表通り、苦悩に満ちた決定だった」と述べた。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/925347.html韓国語原文入力:2020-01-22 13:52
訳H.J

関連記事