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安倍首相、朝米会談に対する立場が行ったり来たり…今度は「実現を強く期待」

登録:2018-05-28 23:09 修正:2018-05-29 07:38
「トランプ大統領の取消判断を支持」から急変 
実現可能性高まると発言内容ガラリと変えて 
「日米の認識は完全に一致…トランプと電話望む」
安倍晋三首相 //ハンギョレ新聞社

 朝米首脳会談調整のための両国接触が進行される中で、日本の安倍晋三首相が今回は「朝米首脳会談の実現を強く期待する」と発言した。彼の発言は、朝米首脳会談実現の展望に応じて波打ち続けている。

 安倍首相は28日、参議院予算委員会で「ドナルド・トランプ米大統領が来月12日に朝米首脳会談開催に向かいつつあるとの趣旨を明らかにしていて、朝米間で協議が進行していることは知っている」として「朝米首脳会談は、核・ミサイル、何よりも重要な日本人拉致問題を進展させるための機会にすることが重要だ。問題解決に役立つ会談になるべく、朝米首脳会談の実現を強く期待する」と話した。

 安倍首相はトランプ大統領の朝米首脳会談取り消し発表が出てきた直後の25日(現地時間)午前には、訪問地であるロシアのサンクトペテルブルクで「トランプ大統領の判断を支持する」と述べた。しかしトランプ大統領がわずか数時間後に“取り消しを取り消し”する動きを見せると、この日午後には「朝米首脳会談の開催は必須不可欠だ」との立場を明らかにした。ドナルド・トランプ米大統領が27日午後、6・12シンガポール首脳会談調整のため朝米接触が進行中という事実を確認し「北朝鮮の経済的繁栄」を繰り返し強調すると、28日には朝米首脳会談に対する立場をはっきり肯定的に変えた。

 安倍首相は、朝米首脳会談の開催が今や“不可避”になったと見ると、それに基づいて日本の主張を貫徹しようとしていると見られる。安倍首相は「トランプ大統領と緊密に連係していっており、日米の認識と方針は完全に一致している。近い時期に、できるだけ早くトランプ大統領と電話で会談したい。わが国は引き続き北朝鮮から問題解決に向けた具体的行動を引き出すために、日米、そして日米韓と協力し、ロシアと中国を含む国際社会と着実に連係して行く」と話した。

 北朝鮮の生物化学兵器や中短距離ミサイル廃棄問題までを朝米首脳会談で議題に上げなければならないという立場も繰り返した。先週、北朝鮮が実施した豊渓里(プンゲリ)核実験場爆破について質問を受けると、「今回の爆破がすべての大量破壊兵器と種々の射程距離の弾道ミサイルの完全で検証可能で不可逆的な廃棄(CVID)に向けた具体的行動につながることを期待して、引き続き動向を注視したい」と述べた。

 これに先立って日本のマスコミは、安倍首相が来月8~9日にカナダで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議出席前の6~7日に米国を訪問し、トランプ大統領と首脳会談をする方案を検討していると報道した。菅義偉官房長官は28日、これについて「いちいち答えることは避けたい」として「主要7カ国首脳会議の機会を含めさまざまな検討をしている」と話した。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/846561.html韓国語原文入力:2018-05-28 16:30
訳J.S

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