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オックスフォード大学の面接例示問題で求められる「新しい考え」

登録:2015-10-13 23:26 修正:2015-10-14 08:11
政府は銀行経営陣の年俸制限に乗り出すべきか?
オックスフォード大学

 世界的に権威ある英国オックスフォード大学の入試面接で、面接官はどんな質問をするのだろうか?

 オックスフォード大が2016学年度新入生志願の締め切りを15日(現地時間)に控え、ホームページに面接例示問題6問を12日公開した。 毎年公開される面接例示質問は、志願者の運命を決める面接教授が直接出す。

 今年、東洋学課程の例示質問は「考古学は聖書を証明したり反証することができるか」というものだった。経済学と経営学課程の志願者には、銀行経営陣のボーナスを巡る問題が与えられた。 具体的には「銀行経営陣は彼らが受け取る年俸を受けるに値するか」と「政府が彼らの年俸に制限を設けるために乗り出すべきか」などを尋ねた。

 哲学、政治、経済学(PPE)課程志望生は「なぜ米国の1人当り所得がブルンジやマラウイより50~100倍多いのか」という質問を受けた。

 生理医学課程の面接官は「なぜ小便から検出された糖分があなたが糖尿病に罹る良い指標なのか」と尋ねた。 工学課程では「両手の指一本を伸ばして、その上に30センチの定規を載せなさい。 あなたが二本の指を近づければどうなるか?」という質問を出した。 オックスフォード大の教授たちは質問だけ公開したわけではなかった。 例示答案も併せて公開した。教授はそれぞれの質問の意図と良い答案、注目されない一般的回答も公開した。 共通点は「別のアプローチ」と「新しい考え」を促すということだった。 オックスフォード大は毎年12月に1万人の志願者を対象に2週間にわたり2万4000回の面接を行う。

キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/712655.html 韓国語原文入力:2015-10-13 21:31
訳J.S(828字)