本文に移動
全体  > 経済

建設会社ら アパート分譲 続々先送り

原文入力:2009-03-08午後07:59:13
住宅市場 再び凍りつく 上半期には未分譲 解消 集中
今月物量昨年の20%に終わる…“当分、分譲時期推し量り”

ホ・ジョンシク記者

←首都圏3月分譲予定アパート

住宅建設業者らに春はいつくるか。
政府の相次ぐ規制緩和措置に力づけられ不動産市場が回復傾向を見せたことに合わせて、新規分譲を準備した建設業者らが再び苦悶に陥った。景気低迷の長期化を心配する展望が出てきて、江南再建築を始め住宅市場が再び冷却され分譲日程を定めることが難しくなった。

8日建設業者関係者とスピードバンクなど不動産情報業者調査を総合すると、建設会社らは上半期には未分譲の心配が少ない再建築・再開発物量を供給しつつ既存の未分譲物量を解消するのに集中している。きわめて悪くなった景気状況を勘案し主要建設会社らの大部分が分譲時期を遅らせたり分譲日程を確定できないまま推し量ってばかりいる。

これに伴い今月の一般分譲物量は全国16団地,9773世帯(賃貸,オフィステルは除く)に終わるものと観測される。これは昨年の同月5万4千余世帯の5分の1の水準だ。4月も分譲物量は1万~2万世帯に終わると展望される。政府が今年の供給目標として出した全国50万世帯(公共供給,多世帯住宅・多世代住宅などを含む)に比べれば大幅に少ない物量だ。大型建設会社らは今年前半期に地方では当初から分譲をしないという方針を立てている。

大林産業とコーロン建設は仁川市,西欧新型住公アパートを再建築し分譲日程を一ヶ月先送りし3月に予定していた。来月に延期する方案も検討している。景気低迷のせいで分譲が難しいことを勘案した措置だ。このアパートは2966世帯に達する大団地の後分譲アパートで今年11月に入居を控えている。大林産業は当初今月に分譲予定だった京畿,高陽市,徳陽区,舟橋洞の再建築と龍仁,麻北東の‘e-ピョナンセサン(安らかな世の中)’の分譲を5月以後に延期する方案も検討している。

大宇建設は今年計1万3500世帯(一般分譲7899世帯)を分譲する計画だが、ソウル,孝昌洞,阿峴洞を除いては全量下半期に分譲するという方針だ。大宇建設は昨年から分譲を引き延ばしてきたソウル,麻浦区‘孝昌パークプルジオ’を今月初めに分譲し1順位契約で締め切った。こちらの分譲価格は3.3㎡当たり1600万~2千万であり、当初検討した2200万~2600万ウォンより大幅に低かった。

大宇建設チョ・ムンヒョン部長は「孝昌プルジオはこれ以上分譲時期を先送りすることができず、周辺相場より低い価格で分譲した」として「上半期には未分譲解消に注力し下半期に市場が生き返れば首都圏中心に分譲に出るだろう」と話した。

GS建設は今年初めての分譲時期を来月に予定している。GS建設イ・サンギュ部長は「今年の目標は未分譲解消」として「分譲市場事情があまりにも良くなく上半期には再開発物量だけ一部供給する計画」と話した。

国内建設業界で売上1位の現代建設も4~6月にはソウル,東大門区,回基洞の再開発など未分譲憂慮が殆どない6ヶ所の再開発,再建築物量だけを供給する。三星建設は契約者らの関心を引くために4月と9月に物量を集中し集中分譲することにした。

キム・ウンギョン スピードバンク リサーチチーム長は「既存住居価格が相変らず下落傾向にあるところへ、実物景気の低迷で需要基盤が弱い状態なので、建設会社らが分譲時期を決めるのが非常に難しい実情」として「建設業者らは当分の間、景気の流れに注目し分譲時期を推し量るものと予想される」と話した。

ホ・ジョンシク選任記者jongs@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/property/342914.html 訳J.S