原文入力:2011/07/10 22:06(1109字)
パク・ヨンニュル記者
一ヶ月で1000万ウォン騰がったところも
再建築 移住・引越し需要が重なって
最近ソウル、江東区で貸切アパートを探したK氏は驚いた。江一洞、江一リバーパーク専用面積84㎡の貸切価格が一ヶ月の間に1000万ウォン以上騰がった2億~2億3000万ウォン台で取り引きされていた。現地不動産関係者は「引越しシーズンを控え、前もって借家を探す人々と再建築による移住需要が重なって貸切物件は出次第に無くなる状態」と話した。
引越しシーズンが迫り貸切保証金が再び尋常でない兆しを見せている。10日KB国民銀行の週間アパート価格動向を見れば、先週の全国アパート貸切保証金は前週に比べ0.3%上がった。去る4月25日から0.2%上昇を維持していたが先週11週間ぶりに上げ幅が跳ね上がった。首都圏貸切保証金の騰勢は一層急だ。先月初めまで週間上昇率が0.1%に留まっていたが、以後は0.2%に上がり、先週には0.3%まで跳ねた。国民銀行は下半期に本格化する再建築移住需要と秋の引越しシーズンに備えた貸切需要などが重なり上げ幅が大きくなったと分析した。そこに追加上昇を予想した既存住宅の保証金の値上がりなどが加わり価格が大きく上がっていると見られる。
貸切保証金は利川(0.9%)をはじめとして楊州・光明・九里・水原勧善区(以上0.6%)等、首都圏中心に上昇勢が目立った。特に5次くつろぎの里住宅候補地に選ばれた京畿道、果川(1.0%)地域の貸切保証金が最も多く騰がった。果川市のS不動産関係者は「借家人が価格をもう少し引き上げてもそのまま居続けるという態度であるのに加え、くつろぎの里地区指定にともなう転入需要の話まで出ている」として「小さな坪数の借家は品切状態」と話した。これに伴い、本格的な引越しシーズン需要が集中する今月末から来月初めにかけ貸切保証金は首都圏を中心により一層上がる展望だ。
ソウルでは城北区、蘆原区、中区など江北地域が新婚需要と学区需要が増加して騰勢をリードした。江南では再契約、再建築需要が集中している江東区(0.6%)と江南区(0.5%)の上昇幅が大きかった。地方では複線電鉄の開通で需要が増加している春川(0.9%)と科学ベルト機能地区開発など好材料がある清州上党区(1.0%)で大きく上がった。 パク・ヨンニュル記者 ylpak@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/486696.html 訳J.S