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財閥一家‘仕事の集中割り当て’で10兆 作った

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/485117.html

原文入力:2011/06/29 23:10(1154字)
キム・ジェソプ記者

総帥一家 190人 財産 7.5倍に膨らむ

大企業総師一家が系列会社に対して仕事を集中的に割り当てることで財産を10兆ウォン近くふくらませていたことが分かった。
経済改革研究所(所長 キム・ウチャン)は29日に出した‘会社機会流用と支援性取り引きを通じた支配株主一家の富の増殖に関する報告書’で29財閥企業の総帥一家190人が内部売り上げ比重の大きな系列会社持分価値を増やす方式で9兆9588億ウォンの利益を得たと分析されたと明らかにした。彼らが該当系列会社の持分を獲得するために投資した元手は1兆3195億ウォンであり、収益率が755%に及ぶ。さらに彼らの元手の内の相当部分は収益配当を通じてすでに回収された状態だ。

個人別に見れば、チョン・ウィソン現代自動車副会長がグロービスとオートエバーステムズなどに446億ウォンを投資し2兆1837億ウォンを儲け、チェ・テウォン SKグループ会長はSKC&CとWiderThanなどに101億ウォンを投資し2兆440億ウォンの利益を得ていた。チョン・モング現代自動車会長もグロービスなどに181億ウォンを投資し1兆4927億ウォンを手にした。この他にイ・ジョンヨン大林産業名誉会長が大林コーポレーションと大林I&Sなどに245億ウォンを投じ5521億ウォン、チェ・キウォン(チェ・テウォン会長の弟)幸福分かち合い財団理事長がSKC&Cなどに58億ウォンを投資し4611億ウォンを儲けるなど財閥総師一家10人が内部売り上げ比重の高い系列会社持分を通じて各々1000億ウォン以上ずつを手にした。

企業集団別には現代車グループ総帥一家の利益総額が3兆8021億ウォンで最も多く、、SKが2兆5154億ウォンで後に続いた。大林は8689億ウォン、GSは5135億ウォン、現代百貨店は3767億ウォンを儲けた。大企業総師一家の財産増殖に最も多く利用された財閥系列会社はグロービスとSKC&Cで、仕事の集中割り当てを通じて財閥総師一家が得た利益の半分を占めた。

経済改革研究所は「財閥総師一家が仕事の集中割り当てを通じて財産を増やすことが慣行のようになされている実態が明らかになった」として「課税根拠の用意と理事会の独立性強化等を通じ総帥一家が仕事の集中割り当て方式で他の系列会社の少数株主の利益を侵害し、税金を負担せずに経営権を継承する動きを正さなければならない」 と指摘した。 キム・ジェソプ記者 jskim@hani.co.kr

原文: 訳J.S