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‘為替レート悪夢’ 再び 1ドル1516.3ウォン

原文入力:2009-02-24午後10:16:41
11年ぶり最高…KOSPI急落

チョン・ナムギ記者リュ・イグン記者

東ヨーロッパ諸国の債務不履行(デフォルト)危機に米国大型商業銀行の国有化可能性が出てきて国内外金融市場がまた波打っている。ウォン-ドル為替レートは11年ぶりに最高値まで急騰し株価も一日ぶりに暴落傾向に転換した。

24日ソウル外国為替市場でウォン-ドル為替レートはニューヨーク株価下落などの余波で27.3ウォン急騰し1516.3ウォンで取り引きを終えた。これは昨年も最高値であった11月24日の1513ウォンを越えるものであり、1998年3月13日の1521ウォン以後11年ぶりの最高値だ。KOSPI指数はニューヨーク株価下落の影響で35.67(3.24%)下がった1063.88で締め切り、KOSDAC指数も5.46(1.45%)下がった370.11で取引を終えた。

為替レートが急騰し株価が急落したのは、シティーなど米国商業銀行の追加不良憂慮と国有化論難で前日米国のダウジョーンズ指数が3.41%下落し12年ぶりの最低水準(7114.78)に落ちこんだ影響が大きかった。また米国政府が25日から資産1千億ドル以上の20ヶ大型銀行に対する資産健全性評価(ストレス テスト)を行えば銀行追加不良が確認されるという情報が不安を加重させた。東ヨーロッパ諸国のデフォルト宣言の可能性と英国金融市場悪化も国内株価と為替レートに悪材料として作用した。

チョ・ヒボン ハナ銀行外国為替商品運用部次長は「外国人株式売却資金の逆送金需要などドル買い傾向が多かったところに、外国為替当局の介入強度が弱いと判断され終盤にドル買い傾向が集まった」として「国際金融市場の不確実性が大きくなっており追加上昇の可能性が高い」と話した。 チョン・ナムギ選任記者,リュ・イグン記者jnamki@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/340661.html

原文: 訳J.S