本文に移動
全体  > 経済

10大財閥 保有地価 61兆…最高富者‘三星よりロッテ’

原文入力:2011/06/06 20:521(1197字)
ハン・クァンドク記者

1年で4.2%増加(公示地価ベース)
不動産沈滞にも関わらず10大財閥が保有する土地の公示地価が史上初めて60兆ウォンを越えた。
6日、財閥ドットコムと韓国取引所資料によれば、資産順位10位圏グループの581系列会社が保有する土地の公示地価は昨年末基準で60兆9638億ウォンと集計された。 2009年末の58兆5238億ウォンより4.2%(2兆4400億ウォン)増えた。

財閥が要地を保有している上に大規模不動産開発などで保有地価が上がったと推定される。昨年、全国標準地公示地価は2.51%、個別公示地価は3.03%上がった。

グループ別に見れば、ロッテグループ(78社)が前年より5%増えた13兆8724億ウォンで三星グループを抜き1位を占めた。全国主要都市のデパートとショッピングセンターなど‘貴重品’土地を大挙保有した結果だ。全体資産に土地が占める比重も10大グループ中で最も高い17.9%であった。

三星グループ(78社)の土地は面積がロッテグループより多いが、地価上昇率が10大グループ中で最も低い1.3%にとどまり2位を記録した。公示地価総額は13兆4583億ウォンだ。

現代自動車グループ(63社)は現代建設引受などに力づけられ2009年末に7兆5902億ウォンだった公示地価総額が昨年末は8兆913億ウォンへ6.6%増加した。ついでSKグループ6兆1778億ウォン2.5%増加、LGグループ4兆9084億ウォン6.8%増加、GSグループ4兆2586億ウォン4.3%増加、韓火グループ3兆4227億ウォン4.8%増加を記録した。

現代重工業グループは現代オイルバンクなどを取得し6.7%急増した2兆6792億ウォンだ。 斗山グループと韓進グループは各々2兆2623億ウォン、1兆8327億ウォンで9~10位を占めた。

個別企業中、公示地価が1兆ウォンを越える所は13社であった。都心にデパートが多いロッテショッピングが前年より8.2%増加した5兆1050億ウォンで1位を守った。三星電子は保有土地の一部をサムソンSDS等の系列会社に売却し0.9%減った4兆5548億ウォンで2位であった。次いでホテルロッテ(4兆746億ウォン),三星生命(2兆8038億ウォン),現代自動車(2兆6961億ウォン),SKイノベーション(2兆2106億ウォン),起亜自動車(2兆631億ウォン),ロッテ物産(1兆8103億ウォン)等の順で公示地価が高かった。

ハン・クァンドク先任記者 kdhan@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/property/481506.html 訳J.S