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金融監督院 釜山職員 投身自殺 警察 "貯蓄銀行事態のためか調査"…金融監督院 "関連ない"

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/476276.html

原文入力:2011-05-04午前09:21:47(1134字)

キム・グァンス記者、キム・テギュ記者

3日午後4時50分頃、釜山南区Sアパート101棟1階前で金融監督院釜山支院首席調査役キム・某(43)氏が血を流して亡くなっているのをこのアパートの警備員チョン・某(68)氏が発見し警察に申告した。チョン氏は警察で「どしんという声が聞こえ行ってみるとキム氏が倒れていた」と話した。
警察はこのアパートに設置された防犯カメラを通じて、キム氏がこの日午後4時48分頃、住民3人と共にアパートのエレベータに乗り、一人で23階におりて23~24階の階段窓を通じて身を投げた事実を確認した。

警察はキム氏の家と持ち物からは遺書が発見されなかったと明らかにした。キム氏はこの日午後4時頃、金融監督院釜山支院事務室に携帯電話と洋服の上着を置いて勤務地を離脱したものと見られる。

警察はキム氏の遺体をSアパート近所の病院に運ぶ一方で遺族と金融監督院職員らを相手にキム氏が釜山貯蓄銀行営業停止と関連して検察の調査を受けていたかなどを調査している。

金融監督院釜山支院は 「内部経営部門の企画業務を受け持ってきたので、釜山貯蓄銀行とは業務関連性が全くなかった」として最高検察庁捜査との関連性を全面否認した。最高検察庁中央捜査部関係者は「キム氏に対して調査したことも、捜査内容の報告を受けたこともない」と話した。

一方、警察の調査で釜山貯蓄銀行が営業停止された翌日の2月18日にキム氏の夫人が正常営業中だった釜山2貯蓄銀行で5700万ウォンの預金を引き出していたことが確認された。キム氏の夫人は釜山貯蓄銀行の営業停止の知らせをマスコミを通じて知り番号札を受け取り自身と子供名義の10ヶ口座にあった預金をこの日正常に全て引き出したと警察で述べた。釜山2貯蓄銀行は19日に営業停止された。営業停止された釜山貯蓄銀行にもキム氏夫人と子供名義で3700万ウォンの預金があったが、キム氏の夫人はこれを引き出しできず仮支給金2000万ウォンだけを受け取ったと伝えられた。

これと関連してキム氏は先月28日、金融監督院で‘2月17日から19日までに貯蓄銀行からお金を引き出した職員がいれば申告しなさい’という指針に従い、夫人が正常に預金を引き出したと自主申告していたことが分かった。

釜山/キム・グァンス、キム・テギュ記者 kskim@hani.co.kr

原文: 訳J.S