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[中国の道 実験と挑戦] 韓国、‘大きな手’中国に笑って泣く… "依存度 低めよ"

原文入力:2011-02-17午後08:10:35(1841字)
中国 1% 拡大で韓国輸出 1.9%p増える
中国景気 鈍化に反転すれば‘直撃弾’憂慮
"新興国 輸出拡大・輸入多角化で備えるべき"

イ・スニョク記者

←中国北京の最大繁華街 王府井(ワンプーチン)通りで、去る2008年8月ロッテデパートが開店行事を行い職員たちが通りの市民に挨拶している。 写真共同取材団


[中国の道 実験と挑戦]3部:中国の屹立と韓国
②中国に依存した韓国経済

←韓国の対中国輸出成長

‘世界の工場’から‘世界の市場’へ

最近、世界経済での中国の地位変化を端的に示す言葉だ。1978年 改革・開放に出た後、安い労働力に頼り種々の商品を生産し世界各国に輸出している国という程度に認識されていたが、いつのまにか世界経済の‘大きな手’となっていたということだ。実際、先月米国を国賓訪問した胡錦濤中国主席が気前よく施すかのようにボーイング機200機購買(190億ドル相当)という贈り物をしたことは米国と中国との変化した境遇と地位を象徴的に示す事件だった。

中国経済がこのように大きくなる過程で我が国はそのおかげを確実に受けた。中国の各種原材料と中間材輸入が急増し、国内企業は特需を目一杯享受したのだ。2003年から中国は我が国の最大輸出市場に浮上し、香港を含めれば我が国の輸出に中国が占める比率は30%を越えた。

このように中国中心の国際分業システムに積極的に加担した結果‘世界の工場’がうまく行けば我が国の経済も共にうまく行ったが、一方では中国依存度をあまりに高くする結果を産んだ。中国の経済成長率が1%上がれば、我が国の中国輸出増加率も1.9%上昇したが、反対に中国の景気が鈍化すれば我が国の経済にも直ちに陰りが訪れる構造であるわけだ。また、中国のインフレーションは1~2ヶ月の時差をもって韓国の生産者物価と消費者物価に影響を及ぼすが、三星経済研究所は最近 中国の消費者物価が1%上昇すれば我が国の生産者物価は最大0.11%が上がり、消費者物価は0.04%が上がるという調査結果を出した。原油価格の1%引き上げが消費者物価を0.03%上昇させることを勘案すれば決して小さくない変数だ。

問題は中国がこれまでのような高成長をどれくらい更に継続し、我が国の経済とパートナー的関係をいつまで維持できるかという点だ。専門家たちは胡錦濤2期指導部任期である2012年までは‘不安定な高成長’が続くだろうという点には異見がないが、新しい指導部になった後には‘内実重視の低成長’に方向が変わりうるという展望が多い。また、米国の量的緩和政策などで元貨切上げ(価値上昇)圧力が加重される状況だが、これは中国の輸出増加率鈍化→我が国の対中輸出鈍化につながる。インフレーション圧迫にともなう中国当局の緊縮政策はすでに我が国経済の悪材料として作用している。

結局、我が国の経済もこういう変化に適応しようとすれば、対中国依存度を低くするための準備作業が必須だ。インドや中南米、アフリカなどの新興市場輸出拡大に主力を注がなければならず、輸入の大部分を中国に依存している農産物と繊維類などの輸入多方面化のための努力も必要だという指摘だ。

より根本的には、中国経済と我が国経済が結んでいる関係の性格が変わりつつあるという点にさらに注目しなければならないという指摘もある。中国の主力商品は価格の安い軽工業製品から高付加価値産業に移っており、我が国の主力輸出品目と直接的な競争関係に置かれることになるためだ。

もちろん徒に悲観論に陥る必要はない。明らかなことは最近10年余り、中国をテコにして韓国経済が成長してきたこと以上に、飛翔する中国経済のとうとうたる流れをどのように活用するか如何に今後10年の未来もかかっているという点だ。パク・レジョンLG経済研究院首席研究委員は「(中国の発展様相を見た時)韓国の競争優位はいくつかの産業分野に限定される可能性が高い」とし 「中国市場を触媒とする韓国経済の成長も将来が暗くならざるをえない」と話した。 イ・スニョク記者 hyuk@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/463986.html 訳J.S