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"通貨政策、物価安定に重点"

https://www.hani.co.kr/arti/economy/finance/457626.html

原文入力:2011-01-07午前08:58:38(982字)
金融通貨委 明らかに…金利調整に注目

チョン・ヒョクチュン記者

新年早々から庶民物価が急騰し物価不安が高まっている中で、韓国銀行金融通貨委員会が今年の通貨信用政策を物価安定に重点を置いて運営すると明らかにした。これに伴い、韓銀金融通貨委が13日に開かれる今年初めての定例会議で年2.50%である基準金利を引き上げるかが注目される。

韓銀金融通貨委は6日、臨時会議を開き‘2011年通貨信用政策運営方向’を議決した。金融通貨委は通貨政策運営方向として 「基準金利は物価安定基調を確実にすることに重点を置くものの、国内外金融・経済状況の変化を総合的に考慮し運用する」と明らかにした。金融通貨委は 「消費者物価上昇率が中期的時計で物価安定目標中心線を大きく抜け出ないよう努力する」と付け加えた。

政府の成長中心政策にコードを合わせてきた韓銀が本来の目標である物価安定を強調したため、来る13日に新年初の基準金利を決める金融通貨委に関心が集まっている。韓銀は最近10年余りの間、年初と正月資金需要を考慮し1月に基準金利を上げたことは一度もない。そのために金融通貨委が今月金利を上げるならば暴騰している物価を捉えるために市中に解いた資金をかき集める緊縮政策の信号弾となる可能性が高い。

しかし政府が物価対策を出す日(13日)が金融通貨委の会議と重なり、物価対策と金利引き上げが同時に出てくることは難しいだろうという観測が出ている。市場では韓銀が1月には金利引上信号を送る程度にとどまり、実際には2月頃に実行するだろうという展望も出している。パク・ヒチャン 未来アセット証券研究員は「今月開かれる金融通貨委は2月の金利引き上げに対するシグナルを与える水準に留まるだろう」と予想した。匿名を要求したあるアナリストは「政府の5%成長と基準金利引き上げは相反する他はない」として「この間、政府の顔色を見てきた韓銀の歩みから見た時、今年も韓銀が物価より成長に一層の重点を置くことになりそうだ」と見通した。チョン・ヒョクチュン記者 june@hani.co.kr

原文: 訳J.S