原文入力:2010-11-10午後09:02:55(1231字)
韓-米 通産長官会談で‘別途交渉’確認
米 商工会議所会長 "4分の3程度 進行" 明らかに
FTA再協商 本日 妥結…野5党 "批准阻止"
チョン・ウンジュ記者、イ・セヨン記者
韓-米自由貿易協定(FTA)再協議が事実上、仕上げ段階に入り、11日 李明博大統領とバラク・オバマ米国大統領が首脳会談を開き、妥結を宣言するものと見られる。また、政府の説明とは違い、米国産牛肉の輸入拡大問題も3日間開かれた両国通産長官会談で別途議論されたことが分かった。
これに対し野党は、今回の再協議を米国に一方的に譲歩する‘屈辱交渉’とし国会本会議通過を待っている協定文に対する批准拒否意思を明らかにした。
キム・ジョンフン通商交渉本部長とローン カーク米国貿易代表部(USTR)代表は10日、ソウル、世宗路の政府中央庁舎別館で3日目の通産長官会議を開き自動車など争点分野に対する合意内容を調整する終盤作業を始めた。
カーク貿易代表部代表は日本、横浜で10日から開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)閣僚会議出席日程を取り消し、11日午前にもキム本部長と会い交渉を終え、両首脳が最終妥結を宣言する時に同席するものと予想される。
これと関連して、トーマス トノヒュ米国商工会議所会長はこの日、ソウル グランドハイアット ホテルで開かれた朝食懇談会で 「歴史的な合意は両国首脳が宣言するのが相応しい」と話した。
彼は前日、カーク代表と会ったと紹介した後 「両国は大きな枠組みでは良い結論を下し、解決しなければならないわずかな問題が残っており以後にも議論が続くだろう」と説明した。特に「牛肉問題は議論していない」というキム・ジョンフン本部長の説明とは違い、トノヒュ会長は 「牛肉問題は別に議論の窓口が用意されており4分の3程度 交渉が進行され、ささいな調整だけが残っている」と話した。政府のある消息筋も「米国交渉団は絶えず牛肉市場全面開放問題を挙論していると理解している」と認めた。
一方、民主党と民主労働党、創造韓国党、進歩新党、国民参加党など野5党の代表らはこの日 朝 国会貴賓食堂で緊急代表会談を持ち、韓-米FTA協定案の国会批准を拒否することで意見が一致した。これらは政府の公式発表後、再び集まり具体的な行動計画を議論することにした。
イ・フェチャン自由先進党代表もこの日、最高委員会議で「交渉結果がこのように出てくれば我々は同意できない」として批准拒否の意向を明らかにした。 野5党代表らは11日午前、国会本庁階段でFTA再協議を糾弾する共同集会を開く。
チョン・ウンジュ、イ・セヨン記者 ejung@hani.co.kr
原文: 訳J.S