原文入力:2010-08-06午後07:14:19(1000字)
大統領府‘大統領就任前の事件’赦免基準 糸口
赦免されれば三星戦略企画室 復元加速する模様
キム・ギョンナク記者
←イ・ハクス三星電子顧問
三星グループの‘NO.2’イ・ハクス(写真)三星電子顧問も‘復帰’するのだろうか? 大統領府が光復節特別赦免の基準と関連して‘李明博大統領就任以前の事件’として糸口をつかんだと知られる中で、イ顧問の赦免有無がまた焦眉の関心事に浮上している。
6日<連合ニュース>は大統領府関係者の話を引用し「(光復節特赦)基準は李明博大統領就任以前の事件に制限し、その後の事件は対象にしないことにしている」と報道した。この基準が適用される場合、イ顧問はひとまず赦免対象者候補群に上がることになる。イ顧問はサムソンSDS新株引受権付き社債の安値発行事件で昨年8月、懲役2年6月,執行猶予5年を宣告されたが、この事件の発生時点はイ大統領就任以前であるためだ。同事件で懲役3年,執行猶予5年,罰金1100億ウォンを宣告されたイ・ゴンヒ三星電子会長はすでに昨年12月に単独赦免された経緯がある。
イ顧問の赦免有無に関心が集中する理由は、赦免がなされた場合、三星秘密資金事態以後に解体された戦略企画室の復元作業に一層弾みがつく可能性が高いためだ。この間、三星グループ内外ではイ顧問に代わる適当な人物がいないために戦略企画室の復元が延ばされているという話が多かった。三星関係者は「戦略企画室改編案が何回も報告されたが、全て留保されている状況」として「イ顧問が赦免される場合には様相が変わるだろう」と話した。
一方、イ顧問はイ・ゴンヒ会長が直接主宰する三星社長団会議や先月の三星グループ迎賓館である承旨院で開かれた全経連会長団会議に参加するなど、執行猶予期間にも三星グループ内に強大な影響力を行使している。イ顧問は去る1997年に会長秘書室長に上がった以後、10余年間にわたり構造調整本部長(社長)と戦略企画室長(社長)を引き受けグループ内のNO.2の役割をしてきた。
キム・ギョンナク記者 sp96@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/433896.html 訳J.S