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「アーニングショック」サムスン電子、第2四半期の営業利益が半減…半導体が揺らぐ

登録:2025-07-08 22:04 修正:2025-07-09 06:50
市場見通し6兆ウォンを大きく下回る
サムスン電子の瑞草社屋/聯合ニュース

 サムスン電子は8日、今年第2四半期(4~6月)の連結財務諸表基準の営業利益が4兆6000億ウォン(約4900億円)で、昨年第2四半期に比べて55.9%減少したと発表した。今年第1四半期(1~3月)に比べても31.2%減少した。これは金融情報会社「FnGuide」が前日集計した証券界隈の見通し平均(6兆1833億ウォン)に大きく及ばない水準だ。

 第2四半期の売上高も74兆ウォン(約7兆9000億円)で、前年同期比0.1%、前期比では6.5%減少した。サムスン電子はこの日、実績説明資料を通じて「半導体事業部(DS)は在庫充当および先端人工知能(AI)チップに対する対中国制裁の影響などで直前四半期に比べて利益が下落した」と説明した。

 サムスン電子側は「メモリー事業は在庫資産評価充当金のような一回性の費用などで実績が下落したが、改善された高帯域幅メモリー(HBM)製品は顧客別に評価と出荷が進められている」とし「非メモリー事業は先端AIチップに対する対中国制裁で販売の制約および関連する在庫充当が発生し、ライン稼動率の低下が続き、実績が下落したが、下半期には徐々に需要が回復することにともなう稼動率改善で赤字が減ると期待される」と述べた。

パク・チョンオ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1206784.html韓国語原文入力:2025-07-08 10:21
訳J.S

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