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来年 国の借金 半分が国民負担

原文入力:2010-02-17午後10:00:27(1042字)
"2014年 国家債務 500兆ウォン"
財政部, 債務管理計画 明かす

ファン・ボヨン記者

←国家債務展望

我が国の国家債務が2009年を基点に今後5年間で184兆ウォン増える展望だ。この内、国民が負担しなければならない赤字性債務が124兆ウォンであり全体債務増加額の67%に達する。

17日韓国租税研究院が‘財政動向’創刊号で政府の国家債務管理計画を分析した結果によれば、2013年の国家債務は493兆4000億ウォンで2008年309兆ウォンより184兆4000億ウォン増加する展望だ。こういう増加額は2003~2008年の間に増えた国家債務143兆3000億ウォンより41兆1000億ウォン多い。国家債務は2014年には500兆ウォンを越えるものと見られる。

そっくり国民負担に戻ってくる赤字性債務は2008年132兆6000億ウォンから124兆4000億ウォン増加し2013年に257兆ウォンに達すると推定される。赤字性債務は2008年までも全体国家債務の42.9%に留まっていたが、2013年には52.1%となり半分を上回ると観測された。

国家債務は金融性債務と赤字性債務から成り立つが、住宅基金など融資金回収などで返済可能な金融性債務とは異なり、赤字性債務は国民の税金を通じて実質的に返さなければならない。租税研究院は「赤字性債務は今後、租税など国民負担で償還しなければならないので発行規模および償還日程を管理し適正水準に維持する努力をする必要がある」と提案した。研究院はまたグローバル経済危機が財政金融に及ぼした影響分析で、2007年対比2009年の財政収支悪化規模で見れば、我が国が29ヶ経済協力開発機構(OECD)の中で10番目を記録したと付け加えた。

企画財政部はこの日、国会企画財政委員会に対する業務報告で「強力な歳出構造調整と歳入基盤拡充により2013~2014年に均衡財政を達成すると同時に、国家債務を赤字性と金融性を分け項目別特性に合うように管理することにした」と明らかにした。今年基準で国家債務の内、赤字性比重は48.6%,金融性は51.4%だ。

ファン・ボヨン記者whynot@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/405247.html 訳J.S