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ノートブックの性能に迫るグーグル フォン‘ネクサス ワン’

原文入力:2010-01-06午後07:24:18
端末機購入後に移動通信社 選択
米・英・シンガポールなどで販売開始

ク・ポングォン記者

←グーグル スマートフォン ネクサス ワン. 写真AP連合.

世界最大のインターネット企業グーグルが直接スマートフォンの製造と販売に参入した。

グーグルは5日午前(現地時間)、米国,カリフォルニア マウンテンビューの本社で記者会見を行い、グーグルが設計し台湾のHTCを通じ製造したスマートフォン‘ネクサス ワン’(写真)を公開し、この日から米国と英国,シンガポール,香港などで販売に入った。移動通信会社に関係なくネクサス ワンを購入し使う場合529ドル、米国の移動通信社であるティモバイルの2年約定に入る場合179ドルの条件だ。1ギガヘルツ プロセッサーを搭載しノートブック性能に迫る500万画素カメラ,タッチスクリーン,着脱式バッテリー,拡張メモリー,トラックボール機能を備えている。モバイル音声検索などグーグルの多様なサービスに最適化されたスマートフォンというのが長所だ。

利用者がネクサス ワンを購入し自身が希望する移動通信社を訪ね開通した後に使う方式が特徴だ。従ってネクサス ワン発売は事業者中心の既存通信市場構造を変化させかねない要素を持っている。この間、移動通信社は自社サービスにカスタマイズされた端末機を供給し、特定料金制に加入する条件で通信サービスを提供してきた。だがネクサス ワンは加入者が端末機を先に選び、移動通信社を訪ねサービスを選択する条件なので、移動通信社が顧客と端末機に対して影響力を行使することが難しくなる。世界中どこでも同じネクサス ワンを購入した後、各国で移動通信社を選んで使えば良い状況だ。ネクサス ワンはハングルも支援する。

この間グーグルはモバイルOSのアンドロイドを開発し、端末機製造会社と移動通信会社が無料で使えるように提供しコンテンツ市場のアンドロイド マーケット運営を通じ広告収益を上げる方式で事業モデルを運営してきた。これに基づいたアンドロイドフォンは2008年10月HTCを通じて初めて新製品を発表し、以来48ヶ国59ヶ移動通信社を通じて20ヶの端末機を発売した。アップルがiPhoneでスマートフォンとAPPストア市場で覇権を強化していることに影響を受け、グーグルも直接スマートフォン市場に参入しアンドロイド生態系を作り出すという戦略に旋回したことになる。

ク・ポングォン記者starry9@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/397420.html 訳J.S