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ウォン-ドル為替レート 15ヶ月ぶり 最低値

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/397286.html

原文入力:2010-01-05午後09:51:47
2日連続急落 1140.5ウォン…ドル安・危険資産 選好 原因

キム・スホン記者

ウォン-ドル為替レートが新年に入り2日連続で急落し、1年4ヶ月ぶりに最低値を記録した。

5日ソウル外国為替市場でドル貨幣に対するウォン為替レートは前日より14.3ウォン下落した1140.5ウォンで取引を終えた。これは終値基準としては2008年9月22日(1140.3ウォン)以後の最低値で、ドル貨幣に対する韓国ウォンの価値が1年4ヶ月ぶりに最も高くなったという意味だ。今年に入り2日間でドル貨幣で計算したウォン価格は2.1%も上がった。

新年初めての取引日である4日に9.7ウォン下落し1160ウォン台を割り込んだウォン-ドル為替レートはこの日も開始から下落傾向を維持し、午後に入り急激に下げ幅を拡大し1136.0ウォンまで墜落した。為替レートの急落は域外外国為替市場で米国ドル貨幣の劣勢と危険資産選好現象が広がり、ドル売り物があふれたためと分析される。また国内株式市場で外国人がこの日一日で約4000億ウォンを純買収しドル貨幣を大挙持ちこんだことも為替レート下落を煽った。

年初から為替レートが急落し、電機電子と自動車など我が国輸出企業の収益性が悪化し景気回復動向は困難に陥るだろうという憂慮も出ている。ウォン-ドル為替レートの急落は、投機性短期外貨資金の輸出入を招き輸出株比重が高い国内証券市場の不安定性を拡大する要因もなる。

キム・スホン記者minerva@hani.co.kr

原文: 訳J.S