原文入力:2009-12-11午後08:14:07
国外債権者棄権…清算負担大きく‘強制なのか’観測出る
回生手続きに入っても資金難に売却難‘疊疊山中’
イ・ヒョンソプ記者,チェ・ウォンヒョン記者ノ・ヒョンウン記者
←双龍自動車のイ・ユイル,パク・ヨンテ共同管理人とチェ・ビョンフン(左から)協同会債権団事務総長が11日午後、ソウル,瑞草洞,ソウル中央地裁破産部1号法廷で開かれた関係人集会で話している。この日、双龍車回生計画修正案は表決の結果否決されたが、裁判所は17日に廃止または強制認可かを決めることにした。 キム・テヒョン記者xogud555@hani.co.kr
双龍自動車の回生可否を分ける最終決定が来る17日に下される。
11日双龍車の回生計画修正案が国外債権団の反対で否決され、裁判所は17日に回生手続き廃止または強制認可を決め宣告することにした。
この日午後、ソウル中央地裁第4破産部(裁判長 コ・ヨンハン)で開かれた双龍車回生計画案に対する関係人表決で、産業銀行を中心とする担保債権者は99.69%,株主は100%で圧倒的な賛成票を投じた。しかしシティ銀行など国外転換社債(CB)債権者らは棄権した。回生債権賛成率が51.98%に終わり、回生案通過要件の債権額基準3分の2以上の同意を得ることができず、結局否決された。双龍車は先月6日の関係人集会でで回生案が否決された後、去る9日に回生債権に対する免除比率を2%減らし、出資転換比率を高め、利率も年3%から3.25%に上げるなど国外債権者に有利な条件で修正案を提示した。だが国外債権者らは免除債務をすべて出資転換に変え減資比率も再調整することを要求し、結局見解の違いを狭めることができなかった。
双龍車のイ・・ユイル,パク・ヨンテ共同管理人は「公正で公平に適う回生計画案を樹立するために最善を尽くしたが、特定債権者の反対で再び否決されたことは残念」として「しかし大多数の善意の債権者らが双龍車の回生を念願しており、双龍車もやはり緊密な労使協議を通じて経営正常化のために努力しているだけに宣告期日には回生計画案が認可されるものと期待する」と話した。
←双龍車日誌
自動車業界では裁判所が結局強制認可を選択するのではないかという見解が優勢だ。国外債権者を除く残りの利害関係者らがすべて回生計画案に賛成している上に、地域経済に及ぼす影響,自動車産業の上下流効果などを見ても破産決定を下すのが容易でないためだ。業界関係者は「双龍車が清算されれば、その瞬間にに数万人が路頭に迷うことになるので、こういう大きな負担を抱いて回生手続き廃止を決められない」としながら「結局、双龍車を生かす方向に決定される筈」で見通した。
裁判所が回生計画案を認可しても、強制的に清算される危機を抜け出しただけで双龍車の未来は相変らず不透明だ。直ちに回復の踏み台になる新しい車の生産準備だけで1000億ウォン以上が必要だ。双龍車は現在、浦升工業団地の土地などの遊休資産を売却しようとしているが、大きな進展がない状態だ。
双龍車側は回生案が受け入れられれば新たな主人を探し売却に出る計画だ。新車開発などに必要な資金を確保してこそ大型・スポーツ実用車に集中した製品ラインナップを拡大し、これを踏み台として再起を試みることができるためだ。まず来年に小型実用車(CUV)のC200を新型車として出し投資を引き出す計画だ。イ・ハング産業研究院機械産業チーム長は「サーブなど優秀自動車企業等も未だ売れずにいる」としながら「こういう状況で新車一つで投資を引き出すことは難しいだろう」と話した。双龍車が強制認可を受ける場合、当面の急場は抜け出すだろうが、将来は相変らず険しい道に置かれている。制限的市場を持つ製品構造と悪化した輸出競争力など、根本的な問題点を克服するまでには解決しなければならない課題が山積しているためだ。
イ・ヒョンソプ,チェ・ウォンヒョン,ノ・ヒョンウン記者sublee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/392857.html 訳J.S