原文入力:2009-01-12午前08:50:55
’韓銀“予想を越える下落傾向”
チョン・ナムギ記者
わが国経済が昨年4分期(10~12月)にマイナス4%台成長をしたと暫定集計された。これは当初韓銀が予想したマイナス1.6%よりはるかに大きい減少幅だ。
韓国銀行高位関係者は11日「昨年4分期、国内総生産(GDP)増加率が3分期対比マイナス4%を越える大幅なマイナス成長をした」として「景気下降が予想を越える速い速度で進行している」と語った。この関係者は「去る9日開かれた金融通貨委員会を控え、4分期国内総生産を推定した結果、こういう結論が出てきた」として「マイナス成長が最小限4%を越える水準」と話した。イ・ソンテ韓銀総裁は9日、金通委会議で基準金利を年3%から2.5%に下げた後「昨年4分期の国内総生産規模が大幅に減って、前期対比でかなり大幅なマイナス成長をした」と話したが具体的な数値は明らかにしなかった。
マイナス4%台の経済成長は政府と韓銀の当初予想をはるかに越える水準だ。1970年関連統計を出し始めた以後、わが国経済が前分期対比成長率がマイナス4%以下に落ちたのは外国為替危機時の98年1分期(-7.8%)が唯一だ。第2次石油波動を体験した80年1分期にもマイナス1.3%成長を記録した。
韓銀関係者はまた「今年1分期成長率も前分期対比で同等かマイナスに行く可能性がある」として急激な景気下落傾向が続いていると説明した。これに伴い今年度成長率も当初展望した2%にはるかに及ばない可能性が大きいと見られる。
韓銀は昨年12月12日、09年経済展望を出し、08年4分期国内総生産が3分期対応マイナス1.6%成長をすると予想した。韓銀はまだ出ていない12月の各種経済指標を確認した後今月末、4分期国内総生産公式速報値を発表する予定だ。チョン・ナムギ選任記者 jnamki@hani.co.kr