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“統一韓国, 2050年頃 日本・ドイツ経済規模を追い越す”

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/377901.html

原文入力:2009-09-21午後08:23:17
ゴールドマンサックス報告書

イ・チャニョン記者

米国投資銀行ゴールドマンサックスが、南北が統一されれば30~40年後には国内総生産(GDP)がフランス,ドイツ,日本などを越えられるとの報告書を出した。

ゴールドマンサックスは21日に出した ‘統一韓国,北韓リスクに対する再評価’ という報告書で、南北が漸進的統合をなしとげる場合、経済シナジー効果が非常に大きいとして、2050年頃には経済規模が米国を除く主要7ヶ国(G7)を上回ると予想した。統一方式に関してはドイツ式の急激な統一より、中国と香港のような漸進的な統合がなされると予想し「適切な政策さえ用意されるならば南北統合費用は適切な水準に減少することができるだろう」と展望した。
報告書は北韓の豊富で競争力ある労働力、韓国資本・技術と北韓の資源・労働力の結合にともなうシナジー効果、生産性向上と通貨価値上昇などを南北経済統合効果の3要素に挙げた。特に北韓の熟練した労働力を高く評価し、北韓の人口構成も経済統合に好都合だと明らかにした。

報告書は続けて北韓には韓国では不足しているマグネシウム・石炭・ウラニウム・鉄鉱石などの鉱物資源が豊富で、現在価格に換算するならば2008年北韓国内総生産の140倍程度に達すると推定した。これと共に経済が成熟し生産性が向上し通貨価値の上昇にともない購買力も増えると展望した。

一方、この報告書によれば北韓の生産量はソビエト連邦崩壊などの影響で92年以後20%近く減ったが、98年以後は回復傾向を見せており、去る2007年以後、韓国が中国を抜き北韓の最大貿易国であることが分かった。 イ・チャニョン記者lcy100@hani.co.kr

原文: 訳J.S