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軽自動車が再び笑い始めた

原文入力:2009-08-26午後07:12:00
大きい車‘個別消費税 引き下げ’薬効低下して
モーニング, 先月 唯一 販売量20%増
9月 マティス新車も‘人気集め’加勢

イ・ヒョンソプ記者

←軽自動車がまた笑い始めた

自動車の個別消費税30%引き下げ政策が去る6月で終わり、車両クラス別に悲喜が交錯している。個別消費税が元に戻ることにより車両価格が再び数十万ウォンずつ上がり、個別消費税引き下げ恩恵を受けてきた車両の販売量は大きく落ちた。だが元々から個別消費税が免除されている軽自動車はかえって販売が増え気勢を上げている。再び軽自動車時代が開かれるだろうか。

■ 7月,モーニングだけ笑い車両クラス別販売1位の座を占めている車の7月販売量を見れば6月に比べ販売量が大きく落ち込んだ。小型車販売1位の起亜車プライドは去る6月2034台が売れたが、7月には1212台が販売され40.4%も販売量が落ちた。準中型車1位の現代車アバンテは6月(1万2993台)に比べ7月(1万394台)が20.0%低くなった。中型車ソナタもやはり17.1%,準大型車グレンジャーは35.4%,大型車ジェネシスは39.9%減った。この渦中でも軽自動車販売1位のモーニングは反対に販売台数が増えた。6月に8220台であった販売量は7月には9891台を記録し20.3%の増加を示した。ほとんど1万台に肉迫する数値で、今までどの軽自動車も月1万台販売を突破できなかった。こういう販売状況は8月も続いており、軽自動車はしばらく自動車市場で高速疾走を継続するものと見られる。

■選択の幅が広がった
旧型800㏄級GM大宇マティス1車種だけだった軽自動車市場に昨年モーニングが登場したことは軽自動車市場のパイを大きく育てる一つの‘事件’だった。排気量1000㏄エンジンまで軽自動車と認定されるため出力が高まり車もより大きくなった。モーニングの販売は昨年8万4117台(前年対比196.4%急増)であり、今年も7月までで累積5万9635台で昨年水準を凌駕すると見られている。今年1分期には2万3136台が売れ、ソナタ,アバンテを抜き最高ベストセラーカーとして登板した。昨年、軽自動車全体として見れば2007年(5万3793台)に比べ149.7%(13万4303台)販売が増えた。こういう軽自動車販売の伸張は来月GM大宇のマティス クリエィティブが市場に登場すればより一層加速化すると予想される。

加えて今年の初め、一般人が購入できるモーニングのLPGモデルであるモーニングLPiも発売され、選択の幅がさらに広くなった。モーニングLPiは比較的安いLPGを使って燃費も13.4km/l(自動変速機基準)で、17.4km/lのガソリン モデルと比較すると経済性がより一層引き立って見える。

←車級別1位車種 販売量推移

■準中型に劣らない便利装備
この頃、軽自動車の内外部デザインと便利装備は軽自動車だからと無視できる水準を抜け出した。去る6月に発売された2010年型モーニングの内外部は15インチ‘ブラック ラグジュアリーホィール’,より大きくなったアウトサイド ミラー(バックミラー),本革ステアリングホイール(ハンドル)等、準中型級の水準まで良くなった。特にモーニング スペシャル モデルの場合はスポーティーさを強調したバンパー,起亜ファミリールックを適用したクローム グリル,アルミニウム ペダル パッドなど多様な専用装飾物を付け加えた。もちろんそのために価格も上がり(モーニング スペシャル モデル自動変速機基準 1048万~1107万ウォン)‘形だけ軽自動車’という視線もないではない。だが実用性と個性を共に追求する消費者ならば十分に購入を検討してみる価値がある。 イ・ヒョンソプ記者sublee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/car/373272.html 訳J.S