原文入力:2009-01-06午後07:16:20
高陽,華亭洞(ファジョンドン)30坪台1年で1億急落
九里・光明など大団地 下落傾向 本格拡散
チェ・ジョンフン記者
←ソウル近郊宅地地域 中型3.3㎡当たり1千万ウォン以下事例
最近首都圏のあちこちで大団地中型アパートの売買価格の心理的抵抗線と見られていた‘3.3㎡当たり1千万ウォン’が続々と崩壊していることが明らかになった。
6日不動産業界と韓国資産管理公社の売り物情報を総合すれば、交通が便利なソウル近隣の代表的な宅地地域で需要が集中する大きさである109㎡型(33坪型)程度の急売物アパート価格が3億ウォン以下まで落ちた。この価格は首都圏住居価格が急騰した去る2006年以前の水準だ。昨年下半期ソウル,江南と盆唐新都市などで始まったアパート価格下落傾向が今年に入り、周辺首都圏で本格的に広がる信号と解説される。
京畿,高陽市,華亭洞オクピ住公17団地では最近109㎡型急売物が2億9千万ウォンで仲介業者に出てきた。ここは地下鉄3号線花井(ファジョン)駅を抱いている大規模アパート密集地域だ。この一帯の109㎡型は昨年上半期まで3億8千万ウォン以上の値をつけていた。庶民が居住する代表的ソウル近郊駅の中心圏に位置する中型アパート価格が1年で1億ウォン近く急落したのだ。現地の三星公認仲介士事務所関係者は「数ヶ月間にわたって売買が成立していないので差し迫った家主が超急売で値段を下げた」としながら「真南向の上層階売り物が3億ウォンで出てきたこともある」と話した。
ソウル東北部の最後の漢江辺の宅地として名声を博してきた九里市,土坪洞(トピョンドン)も住宅市場を襲った寒波を避けられずにいる。昨年下半期から中大型アパート価格が下降線を見せて、最近では中型の‘3.3㎡当たり1千万ウォン’価格も脅かされている。現在土坪洞の仲介業者には109~112㎡型急売物が最低3億5千万ウォンから出ている。しかし韓国資産管理公社が公売で売却中であるシンイルSKアパート112㎡型(34坪型)は鑑定価3億5千万ウォンより10%低い3億1500万ウォンで買い手を探している。公売価格基準では3.3㎡当たり1千万ウォンが崩れたわけだ。
光明市でも下安洞(ハアンドン)住公8団地高層102㎡型(31坪型) 4階急売物が2億9千万ウォンで出ている。この一帯の102㎡型アパート価格は昨年上半期まで4億ウォン近くまで噴き上がったが下半期以後は実物景気沈滞で買い傾向が消え急売物が増え3億ウォン線で座り込んだ。
不動産業界ではソウル近郊大団地の中型アパート‘3.3㎡当たり1千万ウォン’崩壊は新年のアパート分譲市場にも少なくない衝撃を与えると見ている。こういう市場状況では公共宅地分譲価格上限制アパートも需要者の選択を受けるのは容易でないと予想されるためだ。例えば広橋新都市で6日から契約を受けつけているヨンイン地方工事の111㎡~114㎡型‘イドンハウス’分譲価格は3.3㎡当たり平均1209万ウォンだが需要者としては周辺住宅価格より高いこの分譲値段が負担にならざるをえないということだ。キム・キュジョン不動産114チーム長は「既存中型アパート価格が3.3㎡当たり1千万ウォン以下なら需要者としてはあえて新しいアパートの分譲を受ける必要がなくなる所が続出する」としながら「逆に見れば中型の3.3㎡当たり1千万ウォンは底に近接した価格でもある」と語った。
チェ・ジュンフン記者 cjhoon@hani.co.kr